胡鞍鋼氏の新著

『中国の改革開放とともに』刊行決定!

 

 

著者近影

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社はこのほど、中国の習近平政権のブレーン・胡鞍鋼氏(清華大学教授)の新著の日本語版となる『中国の改革開放とともに』(仮題)を刊行することを決定した。

 

今年は、中国の改革開放40周年に当たるほか、日本僑報社・日中翻訳学院創立10周年の節目の年でもある。本書はこれを記念して出版される。

 

中国の改革開放とともに国情研究を深めてきた胡鞍鋼氏の自叙伝的研究史。一人の中国人学者の視点から、改革開放の実体験とこの40年の中国史がリアルに描き出される。真実と冷静な分析に基づいた、かつてない改革開放の記録だ。

 

日本語版については、現在すでに翻訳学院の受講生・修了生10名からなる翻訳チームを編成、翻訳が進められている。計画通りであれば本書はこの秋にも刊行し、発売となる予定。どうぞご期待ください!

 

■ 胡鞍鋼著『中国の改革開放とともに』(仮題)日中翻訳学院 本書翻訳チーム訳

 

「序文」より(抜粋)

――本著書のメインテーマは「改革開放とともに歩んだわたしの人生」(「我与改革開放同行」)である。一人の中国人学者の視点から、わたし自身が実体験した改革開放の話を記述したものであり、この話には幸いにも中国社会の変遷が反映されている。まさに新鮮なオーラル・ヒストリー(口述歴史)であり、理性的に分析された研究史である。そこには、わたし自身の思想的活動が反映されており、わたしがどのようにして持続的に改革開放の歴史を書いてきたのかが反映されている。また、わたしが協力者と出版した中国語と外国語の著書、国情報告、学術論文、メディアでの発表文が含まれており、何千万字を超える現代中国関連知識となっている――。