中国人留学生や留学経験者を対象とした

「現代の藤野先生」募集を提案

 

 

2018.7.12付けの「日刊県民福井」より

 

 

711日に配信したメルマガ日本僑報電子週刊第1333号は、編集人の段躍中しが、中国人留学生や留学経験者を対象とした「現代の藤野先生」という新しい作文コンクールについてアイデアをご紹介した。

 

○ 今年の日中平和友好条約締結40周年と「福井中国語講習会」創立35周年を記念する講演会の講師として招かれ、初めて福井県へ行ってきました。福井に向かった前日はあいにくの雨で、電車を乗り換え6時間ほどかかりましたが、当日はお天気も良く、各地から約90人の「中国ファン」が駆けつけてくださいました。

 

同講習会の長谷川清司代表は、ご夫妻で長年、地道に中国語教育の普及に努めてこられました。35年間継続されてきた意義について述べられたご挨拶を拝聴し、大変感銘を受けました(下記参照)。

 

また福井では、文豪魯迅の恩師としてその作品でも知られる藤野厳九郎先生の記念館(福井県あわら市)にご案内いただきました。藤野先生の出身が、現・あわら市に当たるのだそうです。初めて見学した記念館では、藤野先生と魯迅の素晴らしい物語に感動しました。

 

そこで講演では、中国人留学生や留学経験者を対象とした「現代の藤野先生」という新しい作文コンクールについてアイデアをご紹介したところ、多くの賛同が得られました。今後、同講習会や福井県などとご相談しながら、このアイデアを煮詰めていけたらと考えています。

 

この場をお借りし、お世話になった長谷川ご夫妻、関係者の皆様に改めて御礼を申し上げます。

 

○ 今号のメルマガではまた、日中平和友好条約締結40周年記念・第1回「忘れられない中国滞在エピソード」(日本僑報社主催)の応募状況について、最終集計を発表しました(下記参照)。

 

応募総数は、昨年の“姉妹版”ともいえる「忘れられない中国留学エピソード」を大きく上回る125本に上りました。応募期間が1カ月と短期間であったにもかかわらず、日中両国からこのように多くのご応募をいただき、心より感謝申し上げます。

 

ちなみに、この度訪れた福井県では多くの方々が「募集を知らなかった」とのことで残念でしたが、「来年はぜひ応募したい」と声援をいただきました。

 

「中国滞在エピソード」は今後、厳正な審査を行った上で、入賞者の結果発表は8月31日(金)を予定しています。皆様、どうぞご期待ください!

 

○ 弊社書籍の著者、訳者らの活躍をよく耳にします。最新情報として、以下の記事をご紹介します。ぜひご覧ください!

 

【著者動向】『日本語と中国語の落し穴』著者、人民網日本版の取材を受ける

http://japan.people.com.cn/n1/2018/0702/c35421-30103302.html 

 

人民日報ウェブ版「人民網」の日本版に掲載されました。おめでとうございます!

 

※「人民網」掲載の関連記事

『日本語と中国語の落し穴―用例で身につく「日中同字異義語100」』が刊行

 http://j.people.com.cn/n/2015/0429/c204149-8885359.html 

 

目次

 

1)多くのご応募に感謝!第1回「中国滞在エピソード」応募総数125本に<最終集計>

  http://duan.jp/cn/ 

 

2)好評シリーズの最新版『日中中日翻訳必携・実戦編4』、刊行決定!

  https://duan.exblog.jp/26978259/

 

3)段躍中氏講師に招き「福井中国語講習会創立35周年記念講演会」盛大に

  http://jp.duan.jp/event/2018.07.08_duan.pdf

 

4)「福井中国語講習会創立35周年記念講演会」長谷川清司代表の挨拶(全文)

  http://jp.duan.jp/event/2018.07.08_duan.pdf 

 

5)第14回「中国人の日本語作文コンクール」 教師の指導体験文を募集!

  http://duan.jp/jp/shido-list.html

 

6)日中翻訳学院「高橋塾」第1回中文日訳公開セミナー、7/21開催へ

  http://duan.jp/news/jp/20180721.htm

 

7)読売新聞(YOMIURI ONLINE)に『「大平学校」と戦後日中教育文化交流』が掲載された

  https://www.yomiuri.co.jp/life/book/column/press/20180618-OYT8T50066.html

 

8)【著者動向】『日本語と中国語の落し穴』著者、人民網日本版の取材を受ける

  http://japan.people.com.cn/n1/2018/0702/c35421-30103302.html