段躍中編集長

週刊ダイヤモンド最新号にインタビュー記事掲載

 

 

 

 

【日本僑報社発】週刊経済専門誌「週刊ダイヤモンド」最新7月7日号の特集「ニッポンの中国人全解明」に、日本僑報社の段躍中編集長のインタビュー記事が掲載された。

 

記事は「日中交流サロンは546回目 中国人をもっと知ってほしい」と題し、段編集長の来日当初の思い出から出版社を立ち上げた経緯、池袋の公園で毎週日曜日に開催している日中交流サロンが6月末までに546回を重ねたことなどを談話として紹介。

 

段編集長は「9割の日本人が中国に親しみを感じていないといわれていますが、とてももったいない。中国人は、日本の温泉や食べ物、景観などが大好きです。中国人のことをたくさん知ってもらい、中国の発展に喜びを感じてほしいと思っています」などと語った。

 

■関連記事

 

日曜中国語コーナー「漢語角」の「交流の10年」毎日新聞が大きく紹介

 

 【日本僑報社発】日本僑報社の段躍中編集長が東京・西池袋の公園でスタートした日曜中国語コーナー「星期日漢語角」が今年10周年を迎えるのに当たり、毎日新聞(6月17日付)が漢語角の活動を大きく紹介した。

 

タイトルは「漢語角 公園で『ニーハオ』 日中交流の10年」。

 

取材した浜名晋一記者は、実際の交流現場の写真を交えつつ「都会の片隅で始まったささやかな日中交流の試みは、10年を経て参加者延べ2万人を超えるまでに成長した」などと伝えた。

 

また、大学で第2外国語として中国語を選択し、漢語角に初めて参加した日本の大学生の「実際に(中国人と)コミュニケーションを取るのは楽しい」といった感想を紹介しながら、段編集長の「たとえ政府が対立しても、日中の間には顔の見える交流の場が必要」「全国各地に『漢語角』を作ること(が夢)」という思いを伝えた。

 

※「漢語角 公園で『ニーハオ』 日中交流の10年」

 

毎日新聞 2017617日付

 

https://mainichi.jp/articles/20170617/k00/00m/040/038000c

 

■関連記事その二

 

日本の「中国語の日」創設を

 

――段躍中編集長が提唱

 

【日本僑報社発】日本僑報社の段躍中編集長はこのほど、来年の日中国交正常化45周年、再来年の日中平和友好条約締結40周年の節目の年を迎えるにあたり、中国で初めての「日本語の日」を創設しようと提唱した。

 

中国の「日本語の日」は、毎年開催の「中国人の日本語作文コンクール」(日本僑報社・日中交流研究所主催)の北京での表彰式に合わせて、1212日と予定している。

 

 http://duan.jp/news/jp/20161130.htm 

 

これに続き、段編集長は12月7日、中国の「日本語の日」の対になる記念日として、日本における「中国語の日」の創設を呼びかけた。その内容は以下の通り。

 

◇        ◇        ◇

 

中国の日本語学習者が丸一日、日本語に触れることによって、日本や日本語の理解を一層深めようとする記念日、中国の「日本語の日」の創設を呼びかける文章を1130日に発表したところ、多くの反響がありました。とくに中国で日本語を教えている先生方が、個人ブログや中国SNSの「微信」(WeChat)でご紹介くださり、多くの学生や関係者から賛同を得ることができました。

 

この中国の「日本語の日」の対になる記念日として、私段躍中は、日本における「中国語の日」を創設したいと考えます。

 

今から約10年前、2007年8月の第1日曜日(8/5)に、東京都内の公園で開く草の根の日曜中国語サロン「星期日漢語角」がスタートしました。お陰様でこれまでにのべ約2万人、10カ国以上の人々が参加し、中国語を共通語として交流を深めてきました。日中両国のマスコミに数多く取り上げられ、活動もすっかり定着しました。

 

そこで私は、来年の日中国交正常化45周年、再来年の日中平和友好条約締結40周年の節目の年を迎えるにあたり、日本でおそらく初めてとなる「中国語の日」を8月8日に制定したいと考えます。8という数は中国でも日本でも縁起のいい数ですし、8月8日は覚えやすい日であると思います。

 

また「漢語角」の発足は、北京五輪(2008年8月8日開催)を様々な形で応援しようと、中国語の翻訳者たちが作った自主グループ「八八会」がベースになったものです。この「八八会」のメンバーに加え、「日本人の中国語作文コンクール」受賞者や関係者らの交流の場として「漢語角」は発展してきました。そのため8月8日は私たちにとって縁のある日にちなのです。

 

さらに言えば、より多くの方々、地方からの方々も参加しやすいように8月の夏休み期間に記念日を設けたほうがよいだろうと考えたものです。

 

一説によれば、日本の中国語学習者数は200万人を超えるそうです。また日本には約700の大学があり、そのうち多くの大学で中国語を第一・第二外国語として教えています。日本では、予想以上に多くの若者たちが中国語を学んでいることがうかがえるでしょう。

 

そこでぜひ、日本の「中国語の日」には、周りの中国人や中国語ができる日本人などと「中国語」で直接交流してもらいたいと思います。

 

日本に滞在する中国人は約100万人に上るといわれ、多くの人たちが各分野で活躍しています。中国からの訪日観光客も増え、日本政府観光局(JNTO)によると2016年は初めて500万人を突破。1000万人を超える日も夢ではないと言われています。

 

こうした中で、来年と再来年の記念イヤーを1つの好機として、中国語人材を育てていく環境を作り、記念イヤーをさらに盛り上げたいと思います。

 

日本では、記念日を申請できる組織や登録制度があるようです。中国で「日本語の日」を、また日本で「中国語の日」をそれぞれ制定できるとしたら、日中の相互交流促進の一助となり、両国民の交流がますます深まることでしょう。

 

中国の「日本語の日」創設を呼びかけた際にも提案しましたが、日本の「中国語の日」にも同様に、中国の友人を自宅に招いて交流したり、友人と一緒に外食したり、映画を見たり、チャイナタウンを歩いたり、中国語の本を読むなど、中国語にかかわる活動をする意識を持ってもらいたい。そして様々な形で“生”の中国語に触れる1日を過ごしてもらいたいと思います。

 

皆様の自由で豊かな発想により、中国の「日本語の日」、そして日本の「中国語の日」の創設を実現したいと、ここに提唱いたします。多くの方にご賛同いただきたく、よろしくお願いいたします!