中国のソフトパワー戦略の歩み知る

『中国コンテンツ産業対外貿易の研究』

刊行決定!

 

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社はこのほど、中国のソフトパワー戦略の歩みを知る初の邦訳本『中国コンテンツ産業対外貿易の研究』(劉建華著)を刊行することを決定した。6月下旬に発売となる予定。

 

 アメリカを抜く、世界最大の経済に迫る中国。その次なる目標が「文化強国」の実現だ。中国の映画やアニメ、書籍といったコンテンツの「海外進出」戦略は、いまや世界の文化マップをも塗り替えている。

 

本書は、中国のコンテンツ産業の対外貿易における歴史やメカニズム、情報化のゆくえなどをマクロとミクロの両視点から考察したかつてない研究論文の初邦訳本。中国はいかに度重なる保護主義の挑戦を克服し、コンテンツ貿易を発展させ得るか? 中国のソフトパワー戦略の現在、過去、未来を知る上で必読の一冊。

 

【著者紹介】劉建華(りゅう けんか)

江西省出身。中国新聞出版研究院メディア所執行所長、副研究員。中国人民大学メディア経済学博士号取得。

雲南省中華文化促進会副秘書長、瑶渓(井崗山)発展基金会執行理事長、北京ナシ学会副秘書長を歴任。

著作に《中国企業公益文化傳播力研究報告》、《対外文化貿易研究》《傳媒国際貿易与文化差異規避》、《民族文化傳媒化》など多数。

中華優秀出版物科学研究論文賞、雲南省哲学社会科学優秀成果賞など受賞多数。

 

【訳者紹介】大島義和(おおしま よしかず)

1951年生まれ。慶應義塾大学文学部文学科中国文学専攻、慶応義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻修士。

2011年〜2014年、黒龍江省黒龍江大学東語学院日本語科へ日本語教師として赴任。黒龍江大学在任中、学生の日本語作文コンクール応募作品の指導・選考を担当。帰国後、日中翻訳学院・武吉塾に入塾。