日本僑報社・日中交流研究所

14回中国人の日本語作文コンクール

テーマの趣旨説明その三を発表 

 

 

 

 

日本僑報社・日中交流研究所は、今年の第14回「中国人の日本語作文コンクール」の募集要項を発表した。

 

募集する作文のテーマは、昨年に引き続き3つとした。今年は日中平和友好条約締結40周年の節目の年に当たることから、これを記念して、日中関係のさらなる深化・発展の一助になり得るような意見や提言のある作文を大募集する。

 

三つのテーマを分けてその趣旨を説明する。

http://duan.jp/jp/2018.htm

 

その三、心に残る、先生のあの言葉

 

日本語作文コンクールには毎年、多くの秀作や力作、労作が寄せられます。これは常日頃より中国人学生に対して熱心に指導されている日本語教師のご尽力の賜物と、心より敬意を表します。

 

前述の通り、中国における日本語学習者は現在100万人を超えており、その100万人を指導する日本語教師の数は、約1万7000人(うち日本人教師が約2000人)に上るそうです。この先生方の地道な取り組みやご苦労はいかばかりかとお察しする次第です。

 

「中国人の日本語作文コンクール」では近年毎年、この日本語教師についてのテーマを掲げ、作品を募集しています。2015年の第11回は「わたしの先生はすごい」、2016年の第12回は「私を変えた、日本語教師の教え」、2017年の第13回は「忘れられない日本語教師の教え」でした。

 

そこで2018年の第14回も、この流れに続くものとして「心に残る、先生のあの言葉」をテーマの1つに挙げたいと思います。

 

ちなみに例年、日本語教師をテーマにした作品は数多く寄せられています。そのため学生の皆さんは、このテーマについて少し角度を変えたものであれば、さらに書き綴ることができるのではないか?と考えました。

 

皆さんには、日々の日本語学習を続ける中で、そのモチベーションを上げるキッカケになったり、日本語のレベルアップのヒントになったりした先生の言葉があるのではないでしょうか? 

 

また日本語の学習のみならず、その先生の真面目な生き方、パワーあふれる人間性などから、人としてのあり方や心構え、さらには人生について教えられたこともあるでしょう。

 

そんな「心に残る、先生の言葉」を、日本語で具体的にまとめてください。それをもって学生側から日本語教師に感謝の気持ちを示すとともに、先生方にはその作文を今後の指導の参考にしていただければと考えています。

 

 

いずれのテーマも、オリジナリティー豊かで新しい発見のある、感動的な作品をお待ちしています。そして、できるだけ正しく自然な日本語表現を目指してください。よろしくお願いいたします!

 

http://duan.jp/jp/20182.htm