中根一幸外務副大臣を表敬訪問

13回作文コンクール最優秀賞受賞者

 

 

 

 

【日本僑報社発】第13回「中国人の日本語作文コンクール」で最優秀賞(日本大使賞)を受賞した宋妍(そう・けん)さんは2月28日、東京・霞が関の外務省に、中根一幸外務副大臣を表敬訪問した。

 

宋妍さんはまず、受賞の喜びを述べたほか、受賞作「『日本語の日』に花を咲かせよう」について報告した。

 

これに対し、中根副大臣はお祝いの言葉を述べるとともに「今年は日中平和友好条約締結40周年に当たる。日本政府としてはハイレベル往来を始め、あらゆるレベルでの意思疎通を強化し、日中間の相互信頼を深め、国民交流の促進に向けて努力しているところだ。宋さんのような若い世代が果たす役割は極めて重要であり、日中両国の架け橋として更に活躍されることを期待する」などと激励した。

 

宋さんは「今年は大学院に進学する。今後も日中両国の架け橋として活躍できるよう、引き続き日本語の勉強を続けていきたい」と力強くこれに応えた。

 

 

※ 中根外務副大臣への表敬訪問の模様が、外務省ホームページに掲載されました。

「『第13回中国人の日本語作文コンクール』最優秀賞受賞者による中根外務副大臣表敬」

(平成30年3月2日付)

http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/c_m1/cn/page3_002394.html

 

1228日(水曜日),「第13回中国人の日本語作文コンクール」において,4,000人を越える応募の中から最優秀賞(日本大使賞)に選ばれた宋妍(そう・けん)さん(河北工業大学日本語学部4年生)が中根外務副大臣を表敬訪問しました。

 

2、中根副大臣から,今回の最優秀賞受賞に対するお祝いを述べるとともに,本年は日中平和友好条約締結40周年に当たり,日本政府としてはハイレベル往来を始め,あらゆるレベルでの意思疎通を強化し,日中間の相互信頼を深め,国民交流の促進に向けて努力しているところである,宋さんのような若い世代が果たす役割は極めて重要であり,日中両国の架け橋として更に活躍されることを期待する旨述べました。

 

3、これに対して宋さんから,日本語の勉強は4年前から始めた,今年進学予定の大学院でも,日中両国の架け橋として活躍できるよう,引き続き日本語の勉強を続けていきたい旨述べました。

 

【参考】「中国人の日本語作文コンクール」

中国で日本語を学ぶ学生を対象とした日本語作文コンクール。2005年から毎年1回開催。主催者は日本僑報社及び日中交流研究所。

昨年の第13回コンクールのテーマは「日本人に伝えたい中国の新しい魅力」,「中国の『日本語の日』に私ができること」,「忘れられない日本語教師の教え」の3つ。4,031点の応募があり,宋妍(そう・けん)河北工業大学日本語学部4年の「『日本語の日』に花を咲かせよう」が最優秀賞(日本大使賞)に選ばれた。