翻訳必携実践編V

『美しい中国語の手紙の書き方・訳し方』が刊行決定!

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社は、現ロサンゼルス総領事で中国語に関する著書、訳書も多数の千葉明氏による『美しい中国語の手紙の書き方・訳し方』を刊行することを決定した。10月から発売予定。

 

日本僑報社の好評シリーズ「日中中日翻訳必携『実戦編』」の第3弾となる。同シリーズ2作の著者であり、日中翻訳学院の人気講師である武吉次朗氏は「こんな良書に、もっと早く出会いたかった」「懇切丁寧な解説、すぐに使える用語と約束事」「これに沿って手紙を書けば中国の友人が驚くに違いない」と推薦の言葉を寄せる。

 

――この本は、「尺牘」と呼ばれる中国語手紙の構造を分析して日本人向けに再構成し、テーマ別に役に立つフレーズを厳選して、パーツとして活用できるように配置したものです。パズルを組み立てる要領で社交文ができあがるよう工夫を施してあります。近年再び評価が高まってきた文語表現に対応しており、読み解くための中日翻訳はもちろん、自在に書ける日中翻訳にも活用できます(千葉氏)。

 

日本人にとって、中文和訳よりも一段とハードルの高い日文中訳。しかも中国語で手紙を書くとなると「間違えたら恥ずかしい」と二の足を踏みがちになるが、そんな時にも手元に置けば心強い一冊。

 

手紙をはじめメールやチャットなどにも使える「美しい中国語」に、さらに自信がつくに違いない。

 

■ 日中中日翻訳必携 実戦編3『美しい中国語の手紙の書き方・訳し方』

千葉明著、日本僑報社刊

http://duan.jp/item/249.html 

 

【著者略歴】千葉明(ちば・あきら)

1959年生まれ。東大法学部卒。外務省中国課勤務後、北京大学、カリフォルニア大学バークレー校(修士)に留学。二回の在中国大使館勤務、国際報道官、法務省入国管理局登録管理官等の後、在米大使館公使、在イラン大使館公使、日本学術会議事務局次長を経て在ロサンゼルス総領事。この間東大教養学部講師(中国語作文)。通訳案内士(英、仏、中)、中国政府ビジネス中国語検定BCTレベル5

著書に『日中体験的相互誤解』(日中対訳版、2005年)、訳書に『何たって高三!』(2006年、いずれも日本僑報社刊)ほか。