日本僑報社の最新刊・著者など

各メディアが相次いで紹介

http://jp.duan.jp/pr-press.html

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社の最新刊や著者などがこのところ、大手紙「毎日新聞」「東京新聞」など各メディアに相次いで紹介されている(以下順不同、抜粋)。

 

◆『李徳全―日中国交正常化の「黄金のクサビ」を打ち込んだ中国人女性』

「毎日新聞」8月20日付 書評欄「今週の本棚」

 

「中国紅十字総会の会長として、李徳全は早くから中国残留日本人の帰国に尽力した。195010月、初代衛生部長(日本の厚労大臣に相当)を務めた彼女はモナコで開催された会議中、邦人帰還について日本側に打診し、53年から3万人を超える邦人の帰国を実現させた。

馮玉祥の夫人として戦前にも一部の報道があったし、戦後の来日に際して、新聞で人物紹介があった。だが、その伝記的な事実は殆ど知られていない。本書のお陰で、李徳全の生い立ちや、キリスト教信者としての一生も明らかになった。」

 

◆『李徳全―日中国交正常化の「黄金のクサビ」を打ち込んだ中国人女性』

 「エコノミスト」7月18日号 「歴史書の棚」

加藤徹氏(明治大学教授)「日中関係を劇的に改善させた中国人女性」

 

 「『李徳全』は、1950年代の東西冷戦時代に日中関係の突破口を開いた先人の知恵を掘り起こした刺激的なドキュメンタリーである」

 「よく『現在の日中関係は戦後最悪』と安易に言う人がいるが、50年代の日中関係は今よりずっと悪かった。李徳全の来日は、行き詰まった日中関係を打開したモデルケースとしてもっと研究されるべきであろう」

 

◆『李徳全―日中国交正常化の「黄金のクサビ」を打ち込んだ中国人女性』

 「新文化」8月10日号 「日本僑報社 中国関連書2点話題に」

 

 「戦後の日中交流は、中国側がこの1000人を日本に帰還させたことから始まったとしている。当時の様子を詳細に書いた同書も注目を集めている」

 

◆『李徳全―日中国交正常化の「黄金のクサビ」を打ち込んだ中国人女性』

 「クリスチャン新聞」8月13日号

 「BC級戦犯千人含む日本人捕虜3万2千人を帰した李徳全の伝記初刊行 愛と赦し土台の交流を今に」

 

 「従来本人について、まとまった資料が少なく、日中両国で『忘れられていた』存在だったが、今年、日中国交正常化45周年記念出版として伝記『李徳全』がまとめられた。この出版の背後には様々な草の根の交流があり、キリスト者らも積極的に関わっていた」(高橋良知氏)

 

◆『対中外交の蹉跌―上海と日本人外交官―』

 「東京新聞」8月10日付 「この人」

 「上海から見た戦前の日中外交史を出版 片山和之さん(57)」

 

「(戦前からの対中外交の)失敗を踏まえ『台頭する中国とどういう関係を築くかが重要。包括的で多層的な分析が必要だ』と説く」

 「『好き嫌いは別にして、リアルな中国に触れる必要がある。特に、内向き志向といわれる日本の若者に、中国への興味関心を持ってほしい』と呼び掛けた」(五味洋治氏)

 

◆『対中外交の蹉跌―上海と日本人外交官―』

「新文化」8月10日号 「日本僑報社 中国関連書2点話題に」

 

 「上海は戦前、総領事館、公使館、大使館事務所が設置され、日中外交の一大拠点だった。(中略)日本外交官の役割と限界、対中外交の蹉跌の背景を描き、今後の教訓と視座を提言した」

 

◆『対中外交の蹉跌―上海と日本人外交官―』

 「産経新聞」8月4日付 「上海総領事『日中関係、理想的ではない』」

 

 「片山和之・上海総領事は3日、東京・内幸町の日本記者クラブで会見し、現在の日中関係について『政治関係は改善に向かっているが、まだ理想的な状況ではない』との認識を示した」

 「片山氏は、戦前期に上海で勤務した日本人外交官の活動をまとめた『対中外交の蹉跌』(日本僑報社)を出版した」(三塚聖平氏)