日中国交正常化45周年記念出版

日本語版『李徳全』が刊行!

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社はこのほど、日中国交正常化45周年記念出版となる『李徳全――日中国交正常化の「黄金のクサビ」を打ち込んだ中国人女性』(程麻、林振江著、日本語版)を刊行した。6月下旬より好評発売中!

 

――戦後の日中交流は、中国大陸に残された日本人居留民とB・C級戦犯を日本に帰還させることから始まっている。

なぜ、戦犯とされた1000人前後の生存者が無事帰国できたのであろうか。それは、李徳全という、当時中国で最も著名な女性が動いたからであった。李氏の夫は馮玉祥。西北軍閥の将軍で、「クリスチャン・ジェネラル」とも呼ばれていた。

今年(2017年)は、日中が国交正常化して45周年の節目の年である。その記念すべき年に日中関係が正常化する18年も前の秘話が日本と中国において出版される。

李徳全は、日中国交正常化が田中角栄と周恩来の手によって成される1972929日、その五ヶ月前の423日に亡くなっている。李徳全は日中国交正常化のために「黄金のクサビ」を打ち込みながら、それを知ることもなく天に召されたのであった――。

 

戦後初の中国代表団を率いて訪日し、戦犯とされた1000人前後の日本人を無事帰国させた日中国交正常化18年も前の知られざる秘話を初刊行!

どうぞお手にとってご覧ください!

 

■『李徳全――日中国交正常化の「黄金のクサビ」を打ち込んだ中国人女性』

出版:日本僑報社

著者:程麻、林振江

監修:石川 好

訳者:林光江、古市雅子

判型:四六判260(上製本)

定価:1800円+税

詳細 http://duan.jp/item/242.html