第13回中国人の日本語作文コンクール「園丁賞」を発表! 【日本僑報社発】日本僑報社は6月14日、今年の日中国交正常化45周年記念・第13回「中国人の日本語作文コンクール」(主催:日本僑報社・日中交流研究所)の応募作品集計と、団体応募作品数が50本以上の学校に贈られる「園丁賞」の受賞校を発表した。 今回の日本語作文コンクールは、従来通り日本に留学経験のない中国人学生を対象として、5月8日から31日までの約3週間にわたり作品を募集。集計の結果、中国のほぼ全土にわたる大学や専門学校などから4029本もの作品が寄せられたことがわかった。ここ数年では上位に並ぶ作品数の多さとなった。 日中関係は今年、国交正常化45周年の節目の年を迎え、この重要な時機を生かして一層の関係改善を図ろうとする期待が高まっている。こうした前向きな両国関係の背景をとらえ、中国で日本語を学ぶ中国の若者たちの日本語学習熱が一定して高いことが示された形となった。 今後は、応募作品の中から審査員らの厳正な審査により、最優秀賞(日本大使賞)1本、1等賞(5本)、2等賞(15本)、3等賞(50本)の計71本、さらに佳作賞200本ほど(昨年実績は219本)が選出される予定。 最優秀賞受賞者には、副賞として「日本1週間招待」の特典が与えられる。また入賞作は「受賞作品集」として書籍にまとめられ、日本僑報社から出版される予定。今年12月に中国・北京の日本大使館で開催される表彰式で、入賞者たちを表彰する計画となっている。 また日本僑報社・日中交流研究所は、今回の日本語作文コンクールの「園丁賞」を発表した。「園丁」とは中国語で教師のことを意味しており、同賞は日中国交正常化35周年に当たる2007年の第3回から、学生の作文指導に実績のある学校を表彰している。 具体的には1校で50本以上の応募があった学校を授与の対象としており、今回は湖州師範学院(152本)、大連海洋大学(119本)、中南財経政法大学(104本)、大連理工大学城市学院(103本)など、計36校を表彰することとなった。 「園丁賞」受賞校には、賞状と賞品が贈呈される。また作品数10本以上の応募校には、記念の書籍が贈呈される。 「園丁賞」受賞校は以下の通り。
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