全世界の注目「一帯一路」を解説する

『一帯一路:チャンスと挑戦』、刊行決定!

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社はこのほど、中国が掲げる現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」について、初めて国際関係の角度から解き明かした『一帯一路:チャンスと挑戦』(仮題、日本語版)を刊行することを決定した。

 

折しも中国・北京で5月14、15の両日、アジアとヨーロッパをつなぐ巨大な経済圏構想「一帯一路」をテーマにした初めての国際会議「一帯一路フォーラム」が開催され、「構想の実現が地域や世界の経済発展につながる」と強調した習近平国家主席の演説が、世界の注目を集めた。

 

本書は話題の「一帯一路」について、中国人民大学国際関係学院教授で欧州連合(EU)研究センター主任などを務める国際関係学者、王義き氏(きは木へんに危:桅)が、初めて国際関係の角度から縦横に解き明かしたもの。

 

王氏は「一帯一路」に期待されるチャンスと予想されるリスクについて、それぞれ事実に基づき客観的かつ公正に分析。その上で、構想の実現に関して「政策・道路・貿易・金融・民心」が通じる「五通」をもって、各国・地域が政治や経済、文化の違いを乗り越え「利益・運命・責任の共同体」を築き上げようと主張する。

 

中国シンクタンクの研究員も務める、国際関係学の権威による「一帯一路」論。中国主導の巨大経済圏構想の過去・現在・未来を知る上で欠かせない一冊だ。