東京新聞社説

中国人の作文コンクールを大きく紹介

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社・日中交流研究所主催の第12回(2016年)「中国人の日本語作文コンクール」のテーマの1つ「訪日中国人、『爆買い』以外にできること」とその受賞作品が、東京新聞(4月23日付)「社説」に大きく取り上げられた。

 

同コンクールの事業や入選作、入賞者などについては、これまでも数多く日本の各紙に取り上げられたが、大手紙の社説で紹介されたのは初めて。また社説のタイトル「『爆買い』のあとにこそ」は同紙の「きょうの目次」にも掲載され、注目記事の1つであることが読み取れる。

 

社説は、日中国交正常化45周年の節目となる今年、日本と中国は「政治関係改善が道半ばだけに、国民同士が相手の良い面を見つめ誤解を解く努力が欠かせ」ないとした上で、根づいている「意義深い活動」の1つとして「日本語作文コンクール」を紹介。

 

12回コンクールで、「爆買い」ツアーでは得られない人と人との心の交流について作文に書き、一等賞を受賞した中国人民大学の郭可純さんの作品などを取り上げた上で、「あの『爆買い』ブームが去った後、中国の若い世代にこのような相互理解を求める気持ちが芽生えていることに心強さを感じます」と論評している。

 

* 東京新聞社説「週のはじめに考える 『爆買い』のあとにこそ」は、こちらの公式サイトから全文が閲覧可能です。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017042302000132.html