段躍中編集長

NHKラジオ第1「先読み!夕方ニュース」に出演

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社の段躍中編集長が1月23日午後5時から放送のNHKラジオ第1のニュース番組「先読み!夕方ニュース」に出演した。

 

出演したコーナーは「夕方ホットトーク」。NHKの加藤青延・解説委員が聞き手となり、「『日中相互理解』を進める草の根の試み(1)」と題して、段編集長が主体となって取り組む日曜中国語サロン「星期日漢語角」や「中国人の日本語作文コンクール」(主催:日本僑報社・日中交流研究所)などの交流活動について、詳しく紹介した。

 

ちょうど10年前にスタートし、日本人と中国人が参加してこれまでに462回開催したという中国語サロンについて段編集長は、「毎週公園で約3時間立ちっぱなしで交流するのは体力的にきついだけでなく、暑さ寒さに耐えなければならず大変だ。休日を犠牲にしたので家族の反対もあった」などとボランティア活動による様々な苦労を振り返った。

しかし、そうした苦労以上に喜びのほうが大きく「これまでに多くの方が参加してくれ、相互理解が深まったことは何よりうれしい。民間交流の新しい形として定着し、1つのブランドになっている。今は皆さんが自主的に運営してくれ、頼もしく思っている」などと長年にわたる“草の根”交流の実績を紹介した。

 

また2005年にスタートし、昨年第12回を開催した日本語作文コンクールについては、「これまでに延べ約3万3000人の応募があった。彼らは日本文化の理解者で、日中両国の宝物になっている。(このコンクールを通じて)多くの『日本ファン』を応援したこと、これまでに多く(計12作)の受賞作品集を刊行したこと、多くの日本人読者から評価していただいたことが、主催者としてとてもうれしい」と語り、年々成果を上げている民間交流の地道な取り組みや、その意義について強調した。