近現代中国の名記者400人を初めて記録

『中国名記者列伝 第二巻』が刊行決定!

 

第一巻の表紙

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社はこのほど、近現代中国の名記者400人を史上初めて記録した好評シリーズ『中国名記者列伝 第二巻』の日本語版を4月に刊行することを決定した。

 

編者は、中国国家新聞出版広電総局新聞出版総署署長で国家版権局局長の柳斌傑(りゅう・ひんけつ)氏と、中国作家協会会員で全国政治協商会議委員の李東東(り・とうとう)氏。

翻訳は、日中翻訳学院の黒金祥一(くろがね・しょういち)氏が担当し、監訳をNHK解説委員の加藤青延(かとう・はるのぶ)氏が前作に続いて務めた。

 

『中国名記者列伝』シリーズは、アヘン戦争に始まる中国近現代の145年の歴史上で活躍した、400人の中国を象徴する名記者たちを記録するもの。

 

第二巻の本書では、啓蒙雑誌『中国女報』などを創刊し中国の女性解放運動を推進した女性革命家・秋瑾(しゅう・きん、1875−1907)や、雑誌『新青年』(もとは『青年雑誌』)を創刊し新文化運動を提唱、のちに中国革命の出発点となった「五四運動」の“総司令官”となり、中国共産党の中心的創立者となった陳独秀(ちん・どくしゅう、1879−1942)など、歴史上名だたるジャーナリスト20人の伝記を収録している。

 

中国で初刊行された記者の伝記シリーズの邦訳である本書は、中国の報道の歴史はもとより、革命の事績や社会変化を理解する上で欠かせない一冊となるに違いない。

 

 

■『中国名記者列伝 第二巻』

編者:柳斌傑・李東東

監訳:加藤青延

訳者:黒金祥一

出版:日本僑報社

発行:2017年4月11日

ISBN 978-4-86185-237-4  C0036

 

※ 好評シリーズ第1弾『中国名記者列伝 第一巻』柳斌傑・李東東 編、加藤青延 監訳、渡辺明次 訳 http://duan.jp/item/224.html