日本僑報社の段躍中編集長

「聖教新聞」に大きく取り上げられる

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社の段躍中編集長のインタビュー記事が、創価学会の日刊機関紙「聖教新聞」(12月6日付)文化面に大きく取り上げられた。

 

「日中友好の懸け橋に 2017年 国交正常化45周年に思う」と題し、来年の国交正常化45周年を迎えるに当たり「両国友好の新時代を開くために何が必要か?」として、民間交流を通して日中友好に尽力する、ジャーナリストの段躍中氏にじっくり話を聞いたもの。

 

その中で段氏は、今から25年前の1991年に新聞記者を休職(のちに退職)して来日した経緯から、日本の新聞への投稿で日本語を猛勉強したこと、人生に大きな影響を与え、今も支えてくれる日本の恩人の話、96年に日本僑報社を立ち上げ、「日中友好にプラスになる情報だけを発信する」ことをモットーとして、これまで320冊を世に送り出してきたこと、さらには今年12回を数える「中国人の日本語作文コンクール」やハイレベルの翻訳者を育てるため開設した「日中翻訳学院」などの事業、また日曜中国語サロン「星期日漢語角」に代表される民間交流活動などについて詳しく紹介。

 

その上で「こうした活動を通して実感することは、日中友好には民間交流が絶対に不可欠ということ。さらに、民間ができることはたくさんあり、その可能性は無限大ということです。政府間交流と民間交流は、車の両輪のような関係です。両者が共に前進しなければ、友好は前進しません。ただ、政府間関係が冷え込んでも、民間交流はできます」として、両国民の民間交流の重要性を強調した。

 

また来年の国交正常化45周年、再来年の日中平和友好条約締結40周年について「両国友好の新時代の扉を開くチャンスの年」であると位置付けた上で、「一番重要なことは、両国民が互いに尊重し合い、友好のためにプラスになる情報を積極的に発信すること。メディアや出版物だけでなく、SNS(会員制交流サイト)やインターネットなども活用し、さまざまな形で発信していくこと」としたほか、「日中友好の未来は、若い世代で決ま」るとして、若い時代に互いに相手の国を訪れ、「人生の宝と輝く」ような友情を育ててほしいなどと訴えた。

 

さらに段氏は、創価学会の池田大作名誉会長との出会いを振り返り、「(一日たりともぶれていないその日中友好の信念を)特に青年は勉強し、日中友好の心を受け継いでほしい」と、友好の信念を受け継ぐ若い世代への期待を語った。