日本僑報社

湖南大学出版社と戦略的パートナーシップを提携

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社はこのほど、中国湖南省の湖南大学出版社と戦略的パートナーシップを提携、同省省都の長沙市で調印式を行った。調印式には、日本僑報社の段躍中編集長が出席した。「人民日報海外版」が11月2日付で伝えた。

 

それによると、日本僑報社は1996年に創業し、この20年間に日中関係、中国文化、学術研究などの書籍を300点余り刊行。総合出版社として日本の出版界でもよく知られている。

 

共同発展促進の原則に基づき、双方は今後それぞれの優位性を発揮して、図書情報の共有、人的交流・相互訪問、交流イベントの開催、各種プロジェクトなどで協力を強化。ウインウインと持続可能な発展の戦略的パートナーシップを打ち立て、湖南大学出版社の刊行物の日本における翻訳・出版を促進、中国の良書を日本に輸出するルートを切り開くこととする。

 

双方はまた、湖南大学出版社刊の『他者之鏡:中国当代文学中的日本』『近代中国文学史観的発生与日本的影響』の版権輸出提携に調印した。

 

 

関連報道、日本僑報社の段躍中編集長、湖南大学の客員教授に就任

 

【日本僑報社発】中国湖南省長沙市の湖南大学は10月21日、日本僑報社の段躍中編集長を客員教授として招聘する就任式を行った。段躍中氏が同大学の客員教授に就任したのは、日本で中国事情や湖南の声を広く紹介している出版人として、段氏がふるさと湖南省で改めて評価されたことを示すものとなった。

 

同日の就任式を終えた後、段氏は湖南大学の学生たちに、自身の日本滞在25年の間にいかに中国事情や湖南の声を伝え中日友好を促進してきたか、その奮闘の歩みを紹介。学生たちの好評を博したほか、学生数人が感想を発表した。

 

24日夜、段氏は客員教授として湖南大学文学院で同大外語学院に続く2回目の講座を開いた。

 

25日午後から夜にかけて、段氏は湖南大学新聞伝播学院と湖南師範大学で日本の新聞出版界や在日中国語メディアの最新事情について紹介し、学生たちと幅広く交流した。

 

26日午後、段氏は「湖南日報」の新しいメディアである「新湖南」を訪問、ふるさとの同業者たちと率直かつ実践的な交流を深めた。