段躍中編集長 NHK「クローズアップ現代+」に出演 【日本僑報社発】日本僑報社の段躍中編集長が9月6日夜放送のNHK報道情報番組「クローズアップ現代+」に出演しました。ご覧になった方も多いのではないかと思います。 この日のテーマは「潜入!闇のマーケット 中国“スーパーコピー”の衝撃」。 ※NHKサイト http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3857/index.html 中国では今、本物そっくりで精巧な作りのニセモノ商品「スーパーコピー」が次々と登場しています。「知財強国」を掲げ、模倣品撲滅を進める中国。それでもニセモノがなくならないのはなぜか? 番組では現地取材や専門家の話を通して、その実態と問題点を追いました。 出演したのは、中国の模倣品対策に詳しい大阪工業大学名誉教授・弁理士の石井正さん。そして中国の消費者事情に詳しいということで、段躍中編集長(ジャーナリスト)が同席しました。キャスターは、NHKアナウンサーの鎌倉千秋さんでした。 石井さんはこの中で、スーパーコピー撲滅の対策として日本では「中国の高い技術力を認識して、対策を立てる必要がある。個別企業に努力してもらうのはもちろん、国は国で中国政府と協力する。あるいは工業界でも協力して、対策に努力していくしかない」などと語りました。 また段躍中編集長は、そもそも中国でなぜコピー商品が蔓延するのかについて「中国は急速に経済発展してきたが、都市部と農村部の格差は依然大きい。つまり農村部の7億人はまだ貧しい生活をしていて、日本で見るような“爆買い”をする中国人とは異なる」と解説。 貧しい人たちが多く求める模造品をなくしていくには「時間はかかるが、中国政府の報告にもすでに『匠の精神』(を守る)という政策が打ち出されている。政府が取り締まり強化の姿勢を見せている」と、今年の政府報告を伝える新刊『中国の百年目標を実現する第13次五カ年計画』(日本僑報社)を手にしながら中国側の現状を紹介しました。 ※『中国の百年目標を実現する第13次五カ年計画』 http://duan.jp/item/222.html さらに、「日本には100年以上の歴史を持つ企業が2万1000社あるが、中国では150年以上の企業がわずか5社しかない」として、「日本企業はたくさんのノウハウを持っているので、もっと中国に支援をしてもらえたらいいと思う」と日中がともに協力して模造品対策をとること、中国が優れたブランドを構築していくことなどを提案しました。 段躍中編集長は放送終了後、「長時間に及ぶ打ち合わせやリハーサルを何度もしたが、実際には発言の時間が足りず、考えていたことの半分も話せなかったのは残念だ」と振り返りつつ、「さっそく多くの視聴者から反応があり、中国事情への関心が高いことが実感できた」と語っていました。 ※ NHK「クローズアップ現代+」(2016年9月6日放送) 「潜入!闇のマーケット 中国“スーパーコピー”の衝撃」 http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3857/index.html
※ NHK「クローズアップ現代」(2013年1月22日放送) 日本僑報社など主催「中国人の日本語作文コンクール」について報道されました。「日中関係
“草の根交流”の挑戦」 http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3297/1.html |