日本僑報社の最新刊

『訪日中国人から見た中国と日本』が8月刊行へ

 

 

 

【日本僑報社発】山梨県立大学国際政策学部教授張兵博士の新著『訪日中国人から見た中国と日本ーインバウンドのあり方』は、日本僑報社から8月に発売されることが確定した。。

 

張兵教授は、中国の大学で8年間の教員としての経験を積んだ後来日し、現在、山梨県立大学国際政策学部の教授として中国経済、アジア地域研究の教育研究に携わる傍ら、通訳案内士として通訳ガイドの第一線で活躍している。

 

外国からの観光客誘致による交流人口の増加は日本における人口減、少子高齢化問題の有効な解決策の1つとして注目されているが、そのカギを握るのが訪日中国人をはじめとするアジア諸国・地域から来る人であると言える。2015年、訪日外国人旅行者は海外旅行日本人の数を上回って1,974万人にのぼり、その旅行消費額は3兆4,771億円に達しているが、うち中国人旅行者は499万人で訪日外国人全体の25%を占めており、訪日中国人旅行消費額は1兆4,174億円で訪日外国人旅行消費額全体の41%を占めている。「爆買い」が流行語にもなっているように、訪日中国人による旺盛な購買力が日本の社会経済に大きなインパクトをもたらしている。

 

【著者紹介】張兵(チョウ ヘイ) 張兵(ちょう へい)、山梨県立大学国際政策学部教授。中国山東省生まれ。曲阜師範大学文学部史学科卒業。河南大学大学院歴史学研究科修士課程、大阪府立大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。国家資格通訳案内士。

 

主な著書に、『中国語ポケット百科』(白帝社)、『中国の地域政策の課題と日本の経験』(晃洋書房)、『図説アジアの地域問題』(時潮社)、『進化する中国の改革開放と日本』(時潮社)、『中国の“穴場”めぐり』(共著、日本僑報社)などがある。