12回中国人の日本語作文コンクール

「園丁賞」受賞者への記念書籍、順次発送へ

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社・日中交流研究所が主催する「中国人の日本語作文コンクール」の事務局は、今年の第12回開催より、作文指導に実績のある日本語教師を表彰する「園丁賞」の賞品(記念書籍)を、応募受付が済みしだい、該当者に順次発送することを決めた。

例年、「園丁賞」の記念書籍は、5月末日の応募締切を待ってからの発送だった。

 

また「園丁賞」授与の対象は、従来通り応募校のうち「団体応募」の作文本数が50本を超えた学校。受賞校には賞状のほか、記念書籍を応募数に応じて贈呈するが(従来は100本以上の学校に10万円相当、50本以上の学校に5万円相当の書籍を贈呈)、今年からはそれをより細分化し、応募数に準じた金額相当の書籍を贈呈することとした。

 

例えば、応募数60本の学校には6万円相当の、68本の学校には6万8000円相当の書籍をそれぞれ贈呈することになる(賞状の授与は、従来通り年末の表彰式に行われる)。

 

このほか「園丁賞」の対象にはならないが、今年から「団体応募」の作文本数が20本を超えた学校にも記念書籍を贈呈することとなった。

主催者はこれにより、「より早く、より多くの人たちに日本の良質な書籍を読んでもらい、読書を通じて日中間の相互理解を深めてほしい」と期待を込める。

 

12回「中国人の日本語作文コンクール」は作文の応募受付を5月9日にスタート、5月31日(必着)に締め切りとする。

 

受け付けを始めて10日が経った5月18日時点で、すでに中国各地22の大学から342本の作文が寄せられている。

 

「園丁賞」受賞校に対しても5月18日時点で、江蘇省の淮陰師範学院(応募数100本)、天津の天津財経大学(66本)、長春理工大学(60本)の3校に、応募数に準じた金額相当の書籍が発送された。

 

作文は引き続き募集中!

オリジナリティー豊かで、新しい発見のある力作、秀作、感動作をどしどしお寄せください。お待ちしています!

 

【応募校・教師の皆様へ ご案内】

 

10本以上の団体応募校、また「園丁賞」の該当校は、応募の時点でご連絡先を必ず明記ください。

 (連絡先:郵便番号/住所/大学名/受取人/電話番号)

※ 記念書籍は、船便で輸送します。到着までに1カ月ほどかかりますことを予めご了承ください。

※ 発送時に「問い合わせ番号」をお送りします。書籍を受領されましたら、必ずご一報ください。

 

以上、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

「中国人の日本語作文コンクール」事務局