日経英文ニュース誌

胡鞍鋼氏インタビュー記事を大きく掲載

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社の新刊『中国の百年目標を実現する第13次五カ年計画』の著者である胡鞍鋼・清華大学国情研究センター長のインタビュー記事が、日本経済新聞社の英文ニュース誌『Nikkei Asian Review』(2016年4月4〜10日号)に大きく掲載された。

 

胡氏は先ごろ、中国の第12期全国人民代表大会(全人代、国会に当たる)第4回会議で採択された「第13次5カ年計画」(2016〜2020年)の起草で、立案者として政府に助言した専門家委員の一人。日本で新著が出版されたことなどに合わせて3月に来日していた。

 

記事によると、中国が第13次5カ年計画で、この5年間の年平均成長率目標を「6.5%以上」に設定したことに関して見解を尋ねたところ、胡氏は「次の5年間の年平均成長率は、7%であると予測する」との楽観的な見解を明らかにした。

 

その理由として、中国の国内総生産(GDP)は2015年に1人当たり約8000ドル、一部エリアではすでに1万ドルに達していることなどを挙げた上で、「中国は2020年までに高所得国になる。(従来は)その安い労働で世界の工場だったが、同年までに世界最大の消費市場に変わるだろう」と大胆に予測した。