日本僑報電子週刊

島田村塾湖南訪問特集を配信

 

 

 

4月20日午後配信したメールマガジン日本僑報電子週刊第1227号は、島田村塾湖南訪問特集を配信しました。発行人の段躍中氏は下記の「編者より」も書きました。

 

○今号のメールマガジンでご報告しましたが、4月14〜17日、著名な経済学者で若手経営者たちの私塾「島田村塾」を主宰する島田晴雄先生(千葉商科大学学長)の訪中団を引率し、私のふるさと湖南省などを訪れました。

 

島田先生はご多忙中にもかかわらず、帰国後すぐに「湖南省の旅」と題するレポートを、米ニュースサイト「ハフィントンポスト」の日本版に発表(下記参照)。

 http://www.huffingtonpost.jp/haruo-shimada/trip-to-hunan_b_9725640.html 

 

長年、世界各国の学生に接してこられた先生は、湖南大学の学生たちの「優秀さ、分析力と理解力、積極性は、おそらく世界第1級」といえると太鼓判を押した上で、「やがて世界の大国になろうとする中国のあたりまえの力強さを実感」したと述べられています。

 

今訪中の驚きや感動を「多くの人と分かち合いたい」とすぐに丁寧な印象記をまとめられた先生の姿勢には、本当に感心させられます。

そこでこのレポートのコピーを、私が教える某大学の学生に配布し読んでもらったところ、「(湖南省の省都)長沙に行ってみたい」「もっと中国語を勉強しなければ」といった前向きな感想が数多く寄せられました。

今回の旅は、いろいろな意味で有意義だったとうれしく思っているところです。

 

○ 前述した某大学の学生たちには、弊社HPの「中国人おもてなしの必読書」ページでもご紹介した篠原令著『新編・中国を知るために』を読んでもらい、その上でアンケートを取りました。本書は、中国との交流を40年余り続ける著者が、自身の経験をふまえ中国の実像を紹介したエッセイ集です。

※ 「中国人おもてなしの必読書」ページ  http://jp.duan.jp/omotenashi.html 

※ 篠原令著『新編・中国を知るために』  http://duan.jp/item/103.html 

 

アンケートの回答用紙には「日本の反中も中国の反日も、報道や教育の仕方で考え方が大きく変わると感じた」「(日中は)もっとお互いの声に耳を傾け、対立する主張の中でも、どこかで折り合いをつけながら、良好な関係を築くべきだと思う」「自分も1人の日本人として積極的に中国文化について調べたり、中国の人と関わりを持ったりしたい」などの意見や感想がありました。

その多くが中国や中国人に対して「自らもっと知りたい、関わりたい」という積極的な声でした。

 

若い学生はもちろんのことですが、中国・日中関係のこのような良質な図書は広く知られていないのが現状です。

中国からの訪日客が増えている今、本当の中国や中国人を知るためにも『新編・中国を知るために』など弊社イチオシの刊行物を、改めて推薦させていただきたいと思います。

 

目次

 

1)上海で日本僑報社の新刊発表会開催、「趙啓光著作日本語版刊行推進委員会」を発足

http://duan.jp/news/jp/20160414.htm 

 

2)島田晴雄・千葉商科大学学長、湖南大学の客員教授に就任

http://duan.jp/news/jp/20160415.htm 

 

3)50以上の中国サイト、島田晴雄学長の湖南大学客員教授就任を報道

http://duan.jp/news/jp/201604182.htm 

 

4)島田晴雄・千葉商科大学学長、湖南大学客員教授就任式で講演

http://duan.jp/news/jp/201604183.htm 

 

5)島田晴雄・千葉商科大学学長、「湖南省の旅」レポートを発表

http://www.huffingtonpost.jp/haruo-shimada/trip-to-hunan_b_9725640.html 

 

6)『作文コンクール受賞作品集』に反響、「日中友好新聞」読者から毛筆の手紙届く

http://duan.jp/news/jp/20160418.htm 

 

7)「『悩まない心をつくる人生講義』を語る」刊行記念トークセッション開催へ5/31

http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=11848