『作文コンクール受賞作品集』に反響

「日中友好新聞」読者から毛筆の手紙届く

 

 

 

【日本僑報社発】日本中国友好協会(東京・浅草橋)の機関紙「日中友好新聞」に現在連載されている「中国人の日本語作文コンクール」(日本僑報社・日中交流研究所主催)の受賞作品を愛読しているという福岡県の読者Iさんから、4月18日、小社に毛筆・巻紙による丁寧な手紙が届いた。

 

Iさんは「当年八十五才」というシルバー世代の男性。同新聞に連載されている“若者の日本語作文集”を「毎号興味深く拝見しております」とした上で、「特に今回(四月十五日号)に掲載の霍暁丹さんの素直で気取りのない文章に心打たれました」と感想をしたためていた。

 

さらに10年近く中国語を習っているというIさんは、黒龍江省で長年地元の人々を助ける日本人医師との出会いが日本語を学ぶきっかけになったと述べる霍暁丹さんの感動的な作文を読み、「相互の語学勉強の足しに出きないか」と霍さんとの文通を希望。

 

「パソコンができませんので手紙で貴意お伺い致しました」として、巻紙には返信用切手まで丁寧に添えられていた。

 

段躍中編集長は「すばらしい毛筆の手紙をいただき、胸を熱くしています。これも『作文コンクール受賞作品集』の反響の表れで、ありがたいこと。九州地方では最近地震が頻発しており、心配しています。Iさんにはきちんとご返信を差し上げたい」と話していた。