上海で日本僑報社の新刊発表会を開催

「趙啓光著作日本語版刊行推進委員会」を発足

 

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社の段躍中編集長は4月14日、訪問先の中国上海市内で、趙啓正・呉建民著『中国式コミュニケーションの処方箋』、チーグアン・ジャオ著『悩まない心をつくる人生講義』を中心とする同社の新刊発表会を開催した。

 

日本湖南人会会長でもある段編集長は、著名な経済学者で若手経営者たちの私塾「島田村塾」を主宰する島田晴雄氏(千葉商科大学学長)の「島田村塾湖南訪問団」(一行13人)を引率し、目的地の湖南省に向かう途中の上海で、同発表会を開催。

 

会場の晨訊科技ビル会議室には、『中国式コミュニケーションの処方箋』の著者である趙啓正氏(元中国国務院新聞弁公室主任、元上海市副市長)をはじめ、上海市政協対外友好委員会の周海洋主任、上海市公共外交協会の道書明副会長、上海市湖南商会の輪値会長など同市機関の関係者、さらに上海テレビ、日本の東京新聞上海支局などマスコミ関係者ら多数が出席。

 

段編集長は、日中相互理解促進のための刊行図書がこれまでに300点を超える日本僑報社創業20周年のあゆみを、パワーポイントを使って詳しく説明するとともに、日本で幅広い読者層から好評を博している『中国式コミュニケーションの処方箋』と、趙啓正氏の実弟(故人)の著作の日本語版となる『悩まない心をつくる人生講義』などの新刊を紹介。

 

その上で、出席者たちにこれらの新刊や、湖南省出身の実業家らの輝かしい実績を紹介した『湖南商人』(日本僑報社刊、伍継延・徐志頻著)、作家の石川好氏の『湖南省と日本の交流素描―中国を変えた湖南人の底力』などを贈呈した。

 

趙啓正氏は、段編集長と島田村塾訪問団を熱烈に歓迎するとともに、その長年の中日友好への尽力に対し、感謝と称賛の意を表した。

 

島田氏からは、島田村塾が数年前から毎年1度は外国を訪問しており、塾生の視野を広めていること、今年は湖南省を目的地とし、現地の投資・観光環境を視察して、交流と友好をいっそう深めたいとの意向が示された。

 

新刊発表会は日程の関係でごく短時間であったものの、出席者たちは和やかな雰囲気の中、自由に意見交換し、相互交流をさらに深めた。

 

日本僑報社はまた関係者との打ち合わせを経て、同社に「趙啓光著作日本語版刊行推進委員会」を発足することを決定した。

 

中国語の報道記事http://www.aiweibang.com/yuedu/107506731.html

 

※ 『中国式コミュニケーションの処方箋』

趙啓正・呉建民著、村崎直美訳

http://duan.jp/item/185.html 

 

※ 『悩まない心をつくる人生講義』

チーグアン・ジャオ著、町田晶(日中翻訳学院)訳

http://duan.jp/item/215.html 

 

※ 『湖南商人』

伍継延・徐志頻著、多田敏宏訳、段躍中監修

http://duan.jp/item/131.html 

 

※ 『湖南省と日本の交流素描―中国を変えた湖南人の底力』

石川好著、日本湖南人会訳

http://duan.jp/item/106.html