『悩まない心をつくる人生講義』を語る

――刊行記念トークセッション

ジュンク堂池袋本店で開催へ

 

 

 

【日本僑報社発】アメリカの名門カールトン・カレッジ発、全米で人気を博した『悩まない心をつくる人生講義』(日本僑報社)の刊行を記念して、老子研究者の谷中信一氏(日本女子大学教授)、本書訳者の町田晶さんによるトークセッションが5月31日(火)夜、東京・池袋の「ジュンク堂書店 池袋本店」で開催されます。

 

本書は、タオイズム(道家思想)の教えを現代にわかりやすく伝えたチーグアン・ジャオ氏の著書の日本語版。

 

無駄に悩まず、流れにしたがって生きる老子の人生哲学を、比較文化学者である著者が現代人のため身近な例を用いて解説。たった6人の受講生から始まり、いつしかアメリカの名門大学カールトン・カレッジで一番の人気となった伝説の講義が蘇ります。

明石康氏(元国連事務次長)が推薦!

 

本書の刊行を記念して、『悩まない心をつくる人生講義』について語るトークセッションが下記の通り、開催されます。

 

精神的にも肉体的にも無理を重ねる現代人。どうしたら悩まない心をつくることができるか? 肩の力を抜いて自然に生きられるか?

2500年前に老子が説いた教えにしたがい、人生の本質を冷静に見つめ、本当に大切なものを発見することができる『悩まない心をつくる人生講義』。

 

本書を読み解くトークセッションに、皆様ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください!

 

◆「『悩まない心をつくる人生講義』を語る」――刊行記念トークセッション

日時: 2016年5月31日(火)19:30 〜

場所: ジュンク堂書店 池袋本店(〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-15-5)4階

登壇者: 谷中信一氏(老子研究者・日本女子大学教授)

     町田 晶さん(『悩まない心をつくる人生講義』訳者)

 

――老子は難解といわれるが、本書の著者の筆にかかると、日本人にとっても親しみやすい平易な思想家になる。わが国では、聖徳太子の頃から孔子の教えが、老子の思想よりも広く流布されてきた。しかし中国ではそうでもない。私の知る多くの中国人は、堅苦しく感じられる孔子よりも茫漠とした老子に魅かれるようだ。人生をどう生きるかとか、政治について語る孔子よりも、人間を大きく包んでいる自然や地球環境、水などに関連して人生を語る老子の方が、もっと現代人に近く感じられるのだろう。――

元国連事務次長 明石康氏 推薦の言葉より

 

【講師紹介】

谷中 信一(やなか・しんいち)

日本女子大学教授、1948年東京生まれ。1972年早稲田大学法学部卒業後、同大学東洋哲学専攻、同大学院修士課程、同博士課程後期修了。博士(文学)学位取得。主に、古代中国思想史の研究に従事する。主要編著書に、『『老子』経典化過程の研究』(汲古書院、2015)、『先秦秦漢中国思想史研究』(上海古籍出版社、2015)、『日中文化比較論―心理文化学の視点から―』(日本僑報社、2016年6月刊行予定、翻訳)。

 

町田 晶(まちだ・あきら)

『悩まない心をつくる人生講義』訳者。東北大学文学部東洋日本美術史専攻、東北大学大学院文学研究か中国哲学専攻。学生時代の一人旅で中国文化の奥深さと中国人の温かさに触れたことをきっかけに本格的な中国語学習を開始、その後地域での国際交流活動に参加するなかで文化交流の大切さも学ぶ。日中翻訳学院などでプロの中国語翻訳を目指してきた。翻訳者として得意とする分野は思想、哲学、文学。食文化等。

 

【参加方法】

※ 入場料:お1人1000円(ドリンク付き)

※ 定員:40名

※ 予約受付:1階 案内カウンターにて。電話予約も承ります。

(ジュンク堂書店 池袋本店 電話:03-5956-6111) 

※ 詳細は「ジュンク堂書店 池袋本店」サイトなどをご確認ください。

http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=11848

http://jp.duan.jp/event/2016.05.31-junk.pdf