反戦平和・世代友好シリーズ第13作目

『2015年の「8.15」』、五月から発売へ

 

 

日本僑報社4月5日の発表によると、反戦平和・世代友好シリーズ第13作目『2015年の「8.15」』は、五月から発売すると発表した。

 

この本は、日中友好8.15の会(元軍人の会)が編集発行した機関誌「8.15」の2015年度・第542〜553号合本。2004年同シリーズ以来の13作目である。

 

日中友好元軍人の会は1961年に設立された民間反戦平和団体。50年間に計500余りの「8・15」関連刊行物を編集、出版してきた。中国への侵略戦争に参加した元日本軍人の証言を掲載し、中国を侵略した旧日本軍の犯罪を詳細に記録してきた。これらを歴史資料として永久保存するため、またより多くの日本の青少年に軍国主義の罪悪を知ってもらうため、日本僑報社は2004年から、これまでの刊行物をまとめて出版し、読者にシリーズとして提供する。

2015年の「8.15」

 

編著 日中友好8.15の会(元軍人の会)

出版 日本僑報社

判型 B5判480頁並製

定価 15000円+税

発行 2016515

ISBN  9784861852206

 

※関連報道

中国の大学生、「日中友好元軍人の会」訪中団と北京で和やかに交流

 

【日本僑報社発】日本の民間反戦平和団体「日中友好元軍人の会」の訪中団がこのほど北京を訪れ、日本語を学ぶ中国の大学生たちと和やかに交流した。

 

日中友好元軍人の会は1961年に設立。以来50年余りにわたり、中国への侵略戦争に参加した元日本軍人の証言を掲載し、旧日本軍の犯罪を詳細に記録する反戦平和のための刊行物を編集、出版。

 

同元軍人の会の訪中団がこの日、中国の学生たちと交流した模様を、出席した中国人民大学の郭可純さん(第11回中国人の日本語作文コンクール二等賞受賞者)がしっかりした日本語で記録し、小社に報告してくれた。

 

郭さんは、「短い時間だったが、私たちはともに生の交流をし、厚い友情を結んだ。『朋あり遠方より来る。また楽しからずや』。日本からやってきた日中友好元軍人の会の訪中団に、友情を重んじる私たち中国人の想いが伝わることを心から願っている」と結んでいる。