小社刊『春草』が 第二回「日本翻訳大賞」二次選考作品に選ばれる! 【日本僑報社発】翻訳家がつくる翻訳賞、第二回「日本翻訳大賞」の二次選考対象作品が決定し、対象となる16作品のうち日本僑報社刊の『春草―道なき道を歩み続ける中国女性の半生記』が選出されていたことが、このほどわかった。 小社刊の翻訳書が「日本翻訳大賞」の二次選考対象に選ばれたのは初めて。 ※ 第二回「日本翻訳大賞」二次選考対象作品一覧 https://besttranslationaward.wordpress.com/ 同大賞の選考対象は、12月1日から翌年の12月31日までに発行された日本語の翻訳書(再刊、復刊、選考委員の訳書は除く)。その第二回は2015年末までの約1年間に発行された日本語の翻訳書が対象となった。 同大賞のウェブサイト上で一般読者の推薦を仰ぐ第一次選考を経て、二次選考対象の決定が2月25日付で明らかにされた。 それによると今後は二次選考として、日本の著名翻訳家からなる選考委員(5人)が、対象16作品を吟味のうえ投票し、5冊にしぼる。 続いて最終選考として、5作品を選考委員全員で討議のうえ、大賞を決定する。大賞は1作品(または2作品)。受賞作なしもあり得るという。 第二回「日本翻訳大賞」の選考を引き続き見守るとともに、これを機に、二次選考対象となった『春草』に改めてご注目いただきたい。 ■『春草』 裘山山・著、徳田好美、隅田和行・共訳、于暁飛・監修 http://duan.jp/item/181.html 中国の女性作家・裘山山氏のベストセラー小説で、中国でテレビドラマ化され大反響を呼んだ『春草』の日本語版。第3回「中国女性文学賞」を受賞した現代中国女性文学の傑作で、中国版「おしん」の半生記ともいわれて人気を集めた。貧しい農村女性である春草が苦難の半生を生き抜く姿から、激動期の中国社会が鮮やかに浮かび上がる……。 |