日中翻訳学院の受講生・修了生の訳書刊行16冊に

 

 

 

日本僑報社1月28日の発表によると、同社が2008年に設立した日中翻訳学院の受講生・修了生が手がけた翻訳書籍(日本僑報社刊)は2015年末までに、16冊を数えることが明らかになった。リストhttp://fanyi.duan.jp/

 

なかでも今年刊行された、または刊行される翻訳書には、中国の新しい対外政策を示した1冊『目覚めた獅子 中国の新対外政策』、中国近代文壇を代表する豊子トの児童文学全集第1、2巻となる『一角札の冒険』『少年音楽物語』、中国最高峰の文学賞「魯迅文学賞」の受賞作家が現代中国を立体的によみとく『現代中国カルチャーマップ 百花繚乱の新時代』、中国の国づくり90年を振返る『日本人には決して書けない中国発展のメカニズム』などがあり、中国の対外政策をはじめ文化・社会論、児童文学など、実にバラエティーに富んでいる。

 

とりわけ豊子ト児童文学全集は、全7巻が順次刊行される予定。ファンにとっても楽しみなシリーズとなっている。

 

日本僑報社では、日中翻訳学院の修了生・受講生らの精力的な翻訳と全面的な協力によって、中国の良質な図書をより速く、より多く、日本に紹介することができるという大きな成果を上げている。