『春草』訳者の徳田好美さん、隅田和行さんをインタビュー、

「定年時代」8月号

 

 

【日本僑報社発】日本僑報社の新刊『春草―道なき道を歩み続ける中国女性の半生記』を翻訳した徳田好美さん(81)、隅田和行さん(77)のインタビュー記事が、シニア向け月刊情報紙「定年時代」(横浜・川崎版)最新8月号(1〜2面)に大きく掲載された。

 

『春草』は中国の女性作家・裘山山氏のベストセラー小説で、中国でテレビドラマ化され大反響を呼んだ『春草』の日本語版。

原書は上海文芸出版社刊。2009年、第3回「中国女性文学賞」を受賞した現代中国女性文学の傑作で、中国版「おしん」の半生記ともいわれて人気を集めた。

日本語版はこの春、日本僑報社から刊行されて以来、『読売新聞』や『環球時報』など日中双方のメディアに取り上げられるなど、関心を集めている。

 

「中国版“おしん”を翻訳」などと題されたインタビュー記事では「2人は翻訳のプロではない」が、「共に趣味で中国語を習っており、勉強のつもりで翻訳に挑戦」。それぞれ分担を決めて取り組んだが、「完訳には3年かかった」という努力の成果が紹介された。

 

また出版に踏み切った日本僑報社の段躍中編集長がコメントを寄せており、「中国人が『おしん』を大好きなように、『春草』も日中に共通する人物。こんな人が中国にもいることを知ってもらいたいし、ありのままの中国も見てほしい。それこそ文学の果たすべき役割」などと語っている。

 

※『春草―道なき道を歩み続ける中国女性の半生記』

裘山山・著、 于暁飛・監修、 徳田好美/隅田和行・訳

日本僑報社刊

http://duan.jp/item/181.html