【日本僑報社】

2015 年上半期刊行の翻訳書、過去最多に!

 

 

 

 

日本僑報社7月30日の発表によると、2015年に創業19年を迎えた同社が今年上半期に刊行、または刊行を決定した中文和訳の書籍は、例年同期比で過去最多となる7冊を数えることが明らかになった(下記参照)。うち日中翻訳学院の修了生・受講生による翻訳書籍は、半数以上の4冊に上る。 http://duan.jp/item/c2015.html 

 

今年上半期に刊行、または刊行が決定した翻訳書の中には、『人民日報』掲載記事から多角的かつ客観的に「中国の今」を紹介する人気シリーズ第9弾の『必読!今、中国が面白い Vol.9』をはじめ、読売新聞などに書評が掲載され、話題となった中国のベストセラー小説『春草―道なき道を歩み続ける中国女性の半生記―』、さらに日中翻訳学院の修了生・受講生たちがそれぞれ翻訳した『新疆物語―絵本でめぐるシルクロード―』『中国発展報告――最新版』『中国出版産業データブック Vol.1』などがあり、バラエティに富んでいる。

 

また、これまでに刊行が決定し、8月より順次刊行される作品としては、中国人エリートのための交流学特別講義を書籍化し、交流術の神髄を伝授する中国版「白熱教室」の『中国式コミュニケーションの処方箋』、中国児童文学界を代表する豊子トの児童文学全集第1巻となる『一角札の冒険』などがある。

とりわけ豊子ト児童文学全集は、日中翻訳学院の修了生・受講生たちの翻訳により、全7巻が順次刊行される予定。

日中翻訳学院の修了生・受講生らの精力的な翻訳と全面的な協力によって、日本僑報社では、中国のすぐれた書籍をより多く日本に紹介できるという大きな成果を上げている。

 

2015 年上半期に刊行または刊行決定の翻訳書】

※ 刊行・発売日は予定を早めた書籍もあります。

 

1)『春草―道なき道を歩み続ける中国女性の半生記―』 

裘山山・著、于暁飛・監修、徳田好美/隅田和行・訳 (5月15日刊行)

http://duan.jp/item/181.html 

中国の女性作家・裘山山氏のベストセラー小説で、中国でテレビドラマ化され大反響を呼んだ『春草』の日本語版。原書は上海文芸出版社刊。2009年、第3回「中国女性文学賞」を受賞した現代中国女性文学の傑作で、中国版「おしん」の半生記ともいわれて人気を集めた。NHK中国語講座講師、東京工科大学教授の陳淑梅さん推薦!

 

2)『必読!今、中国が面白い Vol.9』 

三潴正道・監訳、而立会・訳 (7月1日刊行)

http://duan.jp/item/187.html 

日本にいながら最新中国事情がわかる人気シリーズ第9弾! 『人民日報』掲載記事から多角的かつ客観的に「中国の今」を紹介する。「朝日新聞」「毎日新聞」「NHKラジオ」などに取り上げられた注目のシリーズ最新版。

 

3)『新疆物語―絵本でめぐるシルクロード―』 

王麒誠・著、本田朋子(日中翻訳学院)訳 (7月1日刊行)

http://duan.jp/item/179.html 

雄大な大自然に人懐っこいウイグル族の笑顔に出会える異国情緒あふれるシルクロードの世界「新疆」。日本ではあまり知られていない新疆の魅力がぎっしり詰まった中国のベストセラーを全ページカラー印刷で初翻訳。

 

4)『中国発展報告――最新版』 

陳雨露(中国人民大学学長)監修、袁衛/彭非・編著、平間初美(日中翻訳学院)訳

(7月1日刊行)

http://duan.jp/item/178.html 

中国の最新発展状況を客観的かつ多角的に分析。「中国の今」を明らかにした第一級の貴重な資料。その特徴と課題が浮き彫りに!

 

5)『中国出版産業データブック Vol.1』 

国家新聞出版ラジオ映画テレビ総局図書出版管理局・著、

段景子・監修、井田綾/舩山明音(日中翻訳学院)訳 (7月21日刊行)

http://duan.jp/item/180.html 

デジタル化・海外進出など変わりゆく中国出版業界の最新動向を網羅。出版・メディア関係者ら必携の第一弾、日本初公開!

 

6)『中国式コミュニケーションの処方箋』 

趙啓正/呉建民・著、日中翻訳学院・監訳、村崎直美・訳 (8月発売予定)

http://duan.jp/item/185.html

中国人エリートのための交流学特別講義を書籍化。悩める若者にメディア、外交のプロが交流術の神髄を伝授する中国版「白熱教室」!

 

7)豊子ト児童文学全集第1巻『一角札の冒険』 

豊子ト・著、小室あかね(日中翻訳学院)訳、林屋啓子・編集協力 (8月発売予定)

http://duan.jp/item/190.html 

【推薦の言葉:海老名香葉子さん】

中国児童文学界を代表する豊子ト先生の児童文学全集がこの度、日本で出版されることは誠に喜ばしいことだと思います。溢れでる博愛は子供たちの感性を豊かに育て、やがては平和につながっていくことでしょう。