日本語作文コンクール最優秀賞の

姚儷瑾さん来日 前半日程のもよう

 

宮本雄二元中国大使に受賞報告。段躍中撮影

 

丹羽宇一郎前中国大使に受賞報告。段躍中撮影

 

苺大好きの姚さんと大森ご夫妻。段躍中撮影

 

 

 日本僑報社・日中交流研究所主催の第10回「中国人の日本語作文コンクール」でみごと最優秀賞(日本大使賞)を受賞した上海・東華大学の姚儷瑾(よう・れいきん)さんが副賞の「日本1週間」で2月1日夜来日し、翌2日から都内各所を訪問。今回の受賞を報告するほか、積極的に交流を深めています。姚さんの来日は初めて。

 

 2日午前11時、浜松町の東芝国際交流財団(日本語作文コンクール協賛)を訪問。晴天に恵まれたこの日は、東芝ビルの39階から、スカイツリーや林立する高層ビルなど東京の街を展望しました。

 お昼をはさんで朝日新聞(日本語作文コンクール協賛)の取材を受ける。日本での初めてのランチは、築地魚市場で本場のお寿司をいただきました。

 その後、銀座で朝日新聞のカメラマンに写真撮影をしていただく。この時の記事が3日付の朝刊「ひと」欄に掲載されました。日本語作文コンクールの受賞者が同欄で紹介されたのは初めて。

 ※ 朝日新聞2月3日付「ひと」欄 http://duan.exblog.jp/21527274/

 

 午後3時に池袋で東京新聞とNHKの取材を受けた後、日本僑報社で開かれた「日本語教師座談会」に参加。中国で日本語を教えた経験を持つ先生方と、熱心に意見交換をしました。夜は、池袋の居酒屋で開かれた姚さんの歓迎会に出席。日本語教師ら約20人が集まり、にぎやかに交流しました。

 

 3日午前は、上智大学に前駐米大使の藤崎一郎・特別招聘教授を訪ねました。藤崎教授からサインをいただき、姚さんからは、日本語作文コンクールの受賞作品集『「御宅(オタク)」と呼ばれても』(日本僑報社)を進呈しました。

 昼には、六本木・全日空ホテルで開かれた宮本雄二・元中国大使主催の昼食会に出席しました。宮本元大使の流暢な中国語を交えて、2時間近く懇談しました。

 

 午後3時、株式会社ドンキホーテホールディングス(日本語作文コンクール協賛)を訪問し、橋光夫専務取締役と懇談。

 午後4時、丹羽宇一郎・前中国大使に都内の事務所で会い、今回の受賞を報告しました。

 午後5時には、朝日新聞社を訪問し、石合力・国際報道部長と親しく懇談。この時の模様が、4日付で報道されました。また前日の「ひと」欄掲載紙を記念にお贈りいただきました。

 ※ 朝日新聞2月4日付(電子版)

 http://www.asahi.com/articles/ASH236FDNH23UHBI01T.html 

 

 午後6時半、国際交流研究所の大森和夫・弘子夫妻宅での宴席に招待いただきました。大森夫妻には、日本語を学ぶ中国人学生の感想文コンテストの入賞作品集『日本に対する偏見が解けてゆく』(日本僑報社)など著書・編著書が多数あります。

 日本語作文コンクールの前身は、大森夫妻が個人として2004年まで12回続けられた「中国の大学生、院生『日本語作文コンクール』」です。それを継承する形で2005年から弊社・日中交流研究所が「中国人の日本語作文コンクール」を開催し、昨年は10年の節目の年を迎えました。

 宴席では、これまでのコンクールをめぐる苦難や喜びをふりかえるとともに、出席者一同、姚さんのさらなる活躍を願いました。

 

 姚さんは8日まで滞在。訪日の模様は、段躍中のブログや中国版ツイッター「微博」(ウェイボー)などで逐次ご報告いたします。どうぞご注目ください。

 

※ ブログ「段躍中日報」 http://duan.exblog.jp/ 

※ 中国版ツイッター「微博」 http://www.weibo.com/duanjp