日本語教師の会設立準備会、2月2日開催へ

 

 

 

日本僑報社・日中交流研究所が主催する「中国人の日本語作文コンクール」は昨年第10回の節目の回を迎えました。コンクールにはこの10年で、中国の約300の大学から2万人を超える応募があり、うち受賞者が958人に上っています。とりわけ第10回を迎えた昨年は、日中関係が難しい状況であるにもかかわらず4000を超える応募があり、日本語を学ぶ学生たちの日本語や日本に対する関心の高さがうかがえました。

 

こうした成果が得られたのは、学生たちに日本語や日本の文化を教えている中国人教師をはじめ、日本人教師の地道な努力によるところが大きいと考えられます。

 

そこで日本僑報社は今年、中国人の日本語作文コンクールを1つのきっかけとして、中国で日本語教育に携わった教師の集まり「日本語教師の会(仮称)」の設立を目指します。

 

同会は、日本語教師の経験者たちが集まり、日本語教育のあり方や日本語を学ぶ学生・留学生のサポート、さらには日本語教師派遣の支援などの可能性を探ることを通して、よりいっそう日本語教育を発展させ、日中交流を促進していくことがねらい。

 

この設立に向けた準備会を、2月2日(月)午後、東京・西池袋の日本僑報社で開催します。

 

「日本語教師の会(仮称)」の設立準備や、中国人の日本語作文コンクールへの協力などについて広く意見交換をする予定。

 

また、2月2日〜8日、第10回「中国人の日本語作文コンクール」で最優秀賞を受賞した姚儷瑾さん(上海・東華大学)が来日します。設立準備会の後、姚儷瑾さんの歓迎会を兼ねて懇親会を開きます。引き続きご参加くださるようお願いします。

 

ご案内は下記の通り。多くの関係者の皆様のご参加をお待ちしています。

 

「日本語教師の会(仮称)」設立準備会 ご案内

 

(1)日時:  2015年2月2日(月)午後3時30分から

 

(2)場所:  日本僑報社(東京都豊島区西池袋3-17-15湖南会館内)

 

(3)内容:  「日本語教師の会(仮称)」の発足に伴う意見交流、中国人の日本語作文コンクールについて、など

 

(4)懇親会: (時間)午後5時30分から  (場所)はなの舞西池袋店 (会費)3000円 

 

参加希望の方は、お名前、連絡先(住所、電話、メールアドレス)、中国での日本語教師歴、さらに「座談会と懇親会に参加」「座談会に参加」「懇親会に参加」のいずれかを明記の上、日本僑報社 info@duan.jp あてお送りください。

 

参加された方には、『「御宅(オタク)」と呼ばれても』(第10回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集)を進呈します。

    

中国人の日本語作文コンクールの詳細については、ホームページhttp://duan.jp/jp/index.htmをご覧ください。