戦後70年の節目に日中青年交流を考える

―第11回「中国人の日本語作文コンクール」テーマ発表

 

 

 

 

 

 先日、第11回「中国人の日本語作文コンクール」の3つのテーマが発表された。そのうちのひとつが「日中青年交流について―戦後70年目に両国の青年交流を考える」だ。

 

 このテーマを選んだ趣旨についてコンクール事務局は、以下のように説明している。

 

 「2015年は第二次世界大戦終結から70周年にあたります。日本と中国にとってこの戦争の存在は非常に大きく、その影響は現在にまで及んでいます。

 

 この節目の年に、すでに戦争が遠いものとなってしまった世代の皆さんには、両国の明るい未来について改めて考えてほしいと思います。

 

 今後、日中が良好な関係を築くためには、将来お互いの国を担うこととなる青年同士が盛んに交流し、相互理解を深めることが不可欠であると思います。そこで、皆さんがこれまでに参加したことのある日中青年交流イベントでの経験や、そのような活動に取り組んでいる人について知っていること、そして、それらを通して皆さんが感じたり考えたりしたことなどを作文にしてください。

 

 またあるいは、あなたが考える今後の両国の青年交流についての提言をまとめてください。

 

 日中青年交流における問題点の指摘や、実際の活動に活かせるような具体的な内容をまとめて提案してくださっても構いません」。

 

 「中国人の日本語作文コンクール」は日本僑報社・日中交流研究所が主催し、日本国外務省、在中国日本国大使館、中国日本商会などが後援。株式会社ドンキホーテホールディングス、東芝国際交流財団などが協賛(第10回の実績)、朝日新聞社をメディアパートナーとして行われる。応募受付期間は2015年5月11日(月)から5月31日(日)。

 

 その他詳細はhttp://duan.jp/jp/2015.htmを参照。