「第1回翻訳新人賞」と「感謝状」それぞれに授与

日本僑報社・日中翻訳学院

 

東さん(右)に賞状を授与する段躍中氏。

 

 

 日本僑報社・日中翻訳学院の「第1回日中中日翻訳フォーラム」が4月5日、東京・西池袋の豊島勤労福祉会館で、関係者ら50人余りが出席して開かれた。日本僑報社の段躍中編集長が司会進行を務めた。

 

 フォーラムでは、日本僑報社・日中翻訳学院から、同社新刊で金燦栄著『中国の未来』の訳者である東滋子氏、同社新刊で胡鞍鋼著『中国のグリーン・ニューディール』の共訳者である石垣優子氏、佐鳥玲子氏の3人に対し、今回の翻訳出版にあたり「中国と日本の文化交流及び相互理解促進に大きく貢献した」として「第1回翻訳新人賞」が授与された。東、石垣、佐鳥の各氏は、いずれも日本僑報社創設した日中翻訳学院の講座修了生。

 

 また日本僑報社から、翻訳家の武吉次朗氏(元摂南大学教授)、同社最新刊の『紅の軍』(共訳)など著書・訳書多数の渡辺明次氏(梁祝文化研究所所長)に対し、長年にわたる日中翻訳業務や翻訳人材育成への尽力によって「中国と日本の文化交流及び相互理解促進のために多大な貢献をされた」として感謝状が授与され、会場から大きな拍手が贈られた。

 

石垣さん(右)に賞状を授与する段躍中氏。