31回全日本スピーチコンテスト全国大会開催

 

受賞者と来賓の記念写真。岩楯嘉之撮影

 

「日本僑報」によると、新たな年を迎えた112日、日本中国友好協会が主催し外務省、文部科学省、中国大使館、日本放送協会、読売新聞中国教育省他日中友好関係団体が後援する第31回全日本中国語スピーチコンテスト全国大会が東京文京区後楽園日中友好会館で開催された。

出場者は、全国各地区で予選を勝ち抜いた高校生・一般部門10名、大学生部門10名の20名が日ごろの学習の成果を披露した。

代表として選抜された20名の中から「高校生・一般の部門」では、日中両国のシンボル桜と梅の季節を楽しむことからお互いが今以上に理解し更に良い関係を築くことを発表した千葉県代表の会社員白井絢奈さんが、「大学生部門」では2020年オリンピック東京誘致の最終選考プレゼンで滝川クリステルさんが発表した言葉「おもてなし」について、その言葉の本来の意味である表裏がない心を中国に旅行した際中国各地で受け、次は自分たちが来日する世界の人たちを「おもてなし」の心で迎えようと発表した大阪府代表の神戸市外語大学3年生宮田知佳さんの作品「おもてなしの国中国」がそれぞれ1等賞に選ばれた。(文・写真、岩楯嘉之NPO法人日中交流支援機構事務局長)

 

二人の一等賞受賞者と日中友好協会橋本副会長。岩楯嘉之撮影

 

会場。岩楯嘉之撮影