第九回中国人の日本語作文コンクール優秀賞61名を発表

 

2013年のコンクールポスター

 

8月28日に配信された「日本僑報電子週刊」第1096号に、日本僑報社日中交流研究所が主催する「第九回中国人の日本語作文コンクール」の優秀賞入賞候補者名簿が掲載された。大連外国語大学、西安外国語大学、湘潭大学、国際関係学院など48の学校から、入賞者61名を選出した。

入賞者一覧は以下の通りhttp://duan.jp/jp/201361.htm

日本僑報社・日中交流研究所が主催し、日本外務省、在中国日本国大使館、人民日報社人民網、チャイナネット、中日友好協会などが後援、株式会社ドン・キホーテと朝日新聞社、東芝国際交流財団が協賛する今回の日本語作文コンクールのテーマは、「中国人が語る 日本での感動」。

今回のコンクールは今年1月に正式にスタートし、5月31日に原稿受付を締め切った。昨今の日中関係の悪化から作品が集まるかが懸念されたが、集計の結果、喜ばしいことに中国27の省市区(前回は24)の166校(大学、専門学校、高校、中学校。前回は157校)から2938編(前回は2648編)という、昨年を上回る数の作品が寄せられた。

主催者はこれから第二次と第三次審査を経て、61本の優秀作文の中から最優秀賞1本、一等賞5本、二等賞15本、3等賞40本を選ぶ。10月中に各賞を発表し、11月中に受賞作文集を刊行予定で、表彰式は1212日午後に北京の日本大使館で開催する予定。

「中国人の日本語作文コンクール」は、2005年から毎年開催され、今回で九回目。既に691人の応募者が「日本大使賞」をはじめとする各賞を獲得した。主催者は、毎年受賞作品を編集し単行本として出版している。『日中友好への提言2005』、『壁を取り除きたい』、『国という枠を越えて』、『私の知ってる日本人』、『中国への日本人の貢献』、そして『メイドインジャパンと中国人の生活』、『甦る日本!今こそ示す日本の底力』、『中国人がいつも大声で喋るのはなんでなのか?』等8冊は、中日両国の読者から高い評価を受けた。特に『壁を取り除きたい―第二回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集』は、朝日新聞(20061224)書評委員によるお薦め「今年の3点」にも選ばれた。