東京漢語角のメンバー ボランティア活動で活躍

 

「日本僑報」によると、76日(土)午後、東京都港区麻布区民センターで開催された「第33回共に生きるみんなの歌と踊りの集い」に東京漢語角のメンバー留学生の韓瑋さん(一橋大学院生)、王彤さん(一橋大学院生)、劉暢さん(慶応大学院生)、焦嬌さん(日本語学校)、日本人の作田幸子さん(日中翻訳学院塾生)は会場係として会場の飾りつけや入口ゲートの作成、本番中は資機材の搬入搬出や参加出演、終了後は後片づけにと積極的に協力し、ディスコタイムでは障害を持つ出演者の人たちと楽しくディスコを踊るなど参加者全員と親しく交流を結んだ。

「共に生きるみんなの歌と踊りの集い」は、港区の社会福祉協議会が主催し、区内の障害者支援施設、養護学校の皆さんと、ボランティアの人々によるイベントで、実行委員長花田春兆氏(俳人、著述業、元日本障害者協議会副代表)を中心として今年で33回を向かえた。当実行委員会に岩楯嘉之氏(NPO法人日中交流支援機構事務局長)、星澤芳江氏が参加していることから、氏の呼びかけに応じ毎年何人かの仲間がボランティア活動に参加している。

現在日中関係は国交正常化以来最悪の状況となっている時ではあるが、ここ麻布区民センターの中では障害のある人もない人も、国籍関係なしでみんなが一つの目的に向かって協力し合う人間本来の美しい姿が見られた。

劉暢さん、王彤さんは今年で3回目の参加となり他のメンバーも引き続き参加したいと新たな抱負を述べた。岩楯氏はメンバーに次回のゲートのデザインと制作を宿題として依頼した。(岩楯嘉之・NPO日中交流支援機構事務局長)