中国大学生訪日団第2陣歓迎会 東京で開催

歓迎会会場。日本僑報社提供

 

「日本僑報」によると、73日夜、千代田区のホテルにおいて、中国日本友好協会政治交流部副部長張孝萍氏を団長とする中国大学生訪日団第229名の歓迎会が開催された。

歓迎会には日本側として外務省アジア大洋州局アジア青少年交流室河上淳一室長、主催者日中友好会館武田勝年理事長、中国側中華人民共和国駐日本国大使館友好交流部孫永剛一等書記官他関係者多数が出席した。

日本側を代表して、外務省の河上室長は「JENESYS2.0」の一環として来日した皆さんを歓迎するとともに、滞在期間中訪問する各地で経験する日本ブランド・日本社会について、帰国後家族や知人友人にありのままの姿を伝えてもらうことと、若い人が直接交流することで両国の将来を支える基礎となることが期待されると歓迎の言葉を述べた。

次に、張孝萍団長は、今回の代表団が中国日本友好協会と日中友好会館が協力して派遣する最初の代表団であり通常の交流以外に新たな要素としてスポーツ交流を含めていること、現在の日中関係が望ましい状況でなく、このような時だからこそ相互理解と戦略的合計関係推進のため、草の根の青少年交流が重要であると感謝の言葉と共に述べた。

代表団は清華大学男子バスケットボール部、北京大学女子バスケットボール部の選手とコーチの皆さんで、72日の来日から79日帰国するまで東京、京都、奈良、志賀の各所でバスケットボール交流、グループ交流、歴史遺産、最先端技術参観、企業視察、農業体験、ホームスティを通して日本文化日本人の生活など日本に対する包括的理解の促進をはかる。

JENESYS2.0」は日本政府が2007年から実施した「21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS)」の後継事業で、2013年よりアジア大洋州諸国との間で3万人規模の青少年交流を行う。(岩楯嘉之・NPO日中交流支援機構事務局長)

張孝萍団長(右)と来賓。日本僑報社提供