中国留学生交流支援立志会 東京の環境奉仕活動に参加

日中友人の記念写真。立志会提供

 

「日本僑報」によると、6月2日、NPO法人中国留学生交流支援立志会(五十嵐貞一理事長)は、東京日本橋4ロータリー・クラブが主催する日本橋河川浄化作戦に協力、中国留学生及び同OB15名を含む28名が参加、握りこぶし程のEM団子を皆で川に投げ込んだ。

日本橋祭りの一環として、川が汚れているのを浄化し、いつまでもきれいな日本橋の川とする催しで、身近な環境活動としてPRした処、日中の若者が多数参加した。当日は絶好の天気、日本橋など3つの橋から数百個のEM団子を投げ込むという痛快な活動は、道行く人の笑顔を誘った。

江戸時代の初めに東海道など5つの主要街道が整えられ、何れも日本橋が起点とされた。皆でそのスタート点に立ち、往時の大商業都市、江戸の町の発展ぶりを想像してみた。

その後、五十嵐理事長の案内で、すぐ近くの日本銀行本店前にある貨幣博物館を見学。日本の貨幣と金融の歴史にも改めて思いを馳せた。

 十分な身体と頭脳の運動の後、近くの中華料理店での懇親会も大いに盛り上がり、若者たちの友好と交流、更には相互理解が深まった。五十嵐理事長は「このような地域交流活動を通して、日中両国の草の根交流に繋がっていきたい。これからも日中国民が仲良しいろいろな交流を行いたい」と語った。

吉田副理事長が中国人留学生に地元の歴史を紹介する。立志会提供