「日中国民交流友好年」実行委員会 日本僑報社に感謝状

 

322日、日本僑報社・日中交流研究所は「日中国民交流友好年」実行委員会から2012年交流事業の推進に対する感謝状を贈られた。一部中止や延期となったものもあったが、5年前の日中国交正常化35周年の時に比べ委員会認定行事が約2倍の659件にのぼったことが報告された。日本僑報社・日中交流研究所が行った認定行事としては、第一回日中関係を知る良書ブックフェア、第8回中国人の日本語作文コンクールなどがある。

日中関係を知る良書ブックフェアは、日中高校正常化40周年と日中国民交流友好年を記念し、7月から12月まで開催された。日中相互理解をより深めることを目的とし、『新編・中国を知るため』、『新中国に貢献した日本人たち』、『中国新思考』、『日中中日翻訳必携』、『温家宝の公共外交芸術を探る』、『中国のエリート高校生日本滞在記』などの本が全国の主要な書店で展示された。また、元内閣総理大臣福田康夫氏から祝辞が寄せられた。

8回中国人の日本語作文コンクールでは、中国各地から「中国人はなぜ大声で話すのか?」「どうすれば日中国民間の親近感を高められるか」をテーマとした約2700本の投稿が寄せられ、最優秀賞は李欣晨さん(湖北大学4年生)が受賞した。第9回作文コンクールは「中国人が語る 日本での感動」をテーマに、5月末日まで募集している。

日本僑報社編集長段躍中氏は、感謝状が贈られた事について次のように述べた。一層努力して、日中平和友好条約締結35周年に相応しい成果を残し、さらなる貢献をしたい。