僑報社刊行書籍の著者 NHK「ラジオ深夜便」に相次いで出演

三潴先生は17日未明放送

 

日本僑報社が6年間、継続して刊行する『今、中国が面白い 中国が解る60編』(而立会訳)の監訳者、また中国語翻訳学院で日本人翻訳者を育成する三潴正道麗沢大教授が、17日午前4:05−44:55にNHKラジオの番組『ラジオ深夜便』の、「明日への言葉」コーナーに出演する。今回のテーマは「中国文化の架け橋となって」で、40分間のインタビューに答える。

三潴氏は中国の言論事情に切り込んだ本として衝撃を与えた、『氷点・停刊の舞台裏』の監訳者でもある。氏の持論は「日中友好は、政府のみに依存せず、民間も努力しなければならない」で、関係改善の必要性を強調する。

「今、中国が面白い」は、人民日報に載った記者や識者の記事、エッセイを集めてまとめ、翻訳した“生きた中国”を知るための格好のガイドブック。現在、同氏は7作目の刊行にも意欲を燃やしている。

一方、「中国人の日本語作文コンクール」を1989年から始め、後に日本僑報社に運営を引き継いだジャーナリスト、大森和夫さん夫妻が、NHK発行の雑誌、『ラジオ深夜便』新年・1月号で紹介されている。この雑誌は番組に連動し、毎月発行されており、今回は昨年10月1、2日に放送した、同番組のインタビューを収録・紹介した。「日中民間交流の24年」と題し、興味深い体験談、日中関係についての意見を掲載している。

大森氏は元朝日新聞政治部記者、日本僑報社から『中国の12967人に聞きました。』(2002)、「中国の大学生」発日本語メッセージ(2004)、中国の大学生27187人の対日意識(2005)、日中関係は?中国の大学院生《日本語学習者》が見る十年後の夢と今(2007)、もう 日本を恨まない――夫婦の「日本語交流」十九年間の足跡(2007)、大森和夫・弘子夫妻に聞く! 中日交流(2010)、中国の大学生が心にかける日中の絆(2012)などを刊行している。

http://duan.jp/news/jp/AM130117nhk.MP3