木寺・丹羽新旧駐中国大使歓送迎会開催

左から、程永華大使、木寺新大使、丹羽前大使、玄葉外務大臣。

 

「日本僑報」によると、1220日午後、東京ホテルニューオータニにおいて、日中友好七団体主催による木寺・丹羽新旧駐中国大使歓送迎会が、玄葉光一郎外務大臣、程永華中華人民共和国駐日本国特命全権大使夫妻、友好七団体会長・副会長、政府関係、中華人民共和国駐日本国大使館、日中友好団体関係、報道関係等700名出席のもと開催された。

主催団体を代表して野田毅日中協会会長が丹羽前大使にはねぎらいの言葉を、木寺新大使には励ましの言葉を送った。

帰任挨拶で丹羽前大使は「尖閣で始まり、尖閣で終わりました。日中両国が最悪の状況となり政府間交流が困難となった時でも、40年来の友人は冷えることなく交流が続いた。両国は物理的な力で戦争を絶対にしてはいけないという覚悟を持つ必要がある」と述べた。

木寺新大使は「私の第一の任務は日中の友好関係を回復すること。日本と中国の関係に様々な問題があっても経済関係は伸ばしていくべきものであることを強調したい。日中の友好関係を回復するため中国に進出している日本企業の支援や、青少年交流などに積極的に取り組む」と力強く挨拶した。

日本僑報社張景子社長・段躍中編集長は、丹羽、木寺新旧大使に14日北京の日本大使館で開催した日中交流研究所主催による第8回「中国人の日本語作文コンクール」日本大使賞表彰式のお礼と、第8回受賞作品集「中国人がいつも大声で喋るのはなんでなのか?」を贈呈し、今後のご指導、ご支援をお願いした。(文・写真 岩楯嘉之・NPO日中交流支援機構事務局長)

丹羽前大使に第8回中国人の日本語作文コンクール受賞作文集を贈呈する段躍中氏ら。

 

木寺新大使に第8回中国人の日本語作文コンクール受賞作文集を贈呈する段躍中氏。