2012東京「中国文化祭」に漢語角が参加

程永華大使ご夫妻を囲んだ記念写真。石小寧撮影

「日本僑報」によると、晴天に見舞われた9月7日から9日の3日間、東京都港区芝公園のザ・プリンスパークタワー東京／プリンス芝公園において、２０１２東京「中国文化祭」が盛大に開催された。

7日のオープニングパーティーには、主催者２０１２東京中国文化祭実行委員会、中華人民共和国駐日本国大使館程永華大使夫妻、元日本国首相鳩山由紀夫夫妻、日本政府を代表して山口壯外務副大臣、２０１２「日中国民交流友好年」実行委員会米倉弘昌委員長他関係者、報道関係多数出席のもと開催された。

程永華大使は、「このイベントを通じて日本の市民が中国に近づき、中国を知り、中国を理解する架け橋となることと信じている。中日両国は重要な隣国で、国交正常化４０周年に当たり両国関係の正しい方向をしっかりと押さえ、両国間に横たわる複雑で敏感な問題を適切に処理し、様々な妨害を排除して中日両国を健全で安定した軌道に沿って発展させなければならない」と挨拶した。

中国図書出版社日本僑報社（張景子社長）と日中交流研究所・NPO法人日中交流支援機構（段躍中理事長）では、屋外会場アート・文化ゾーンにブース「中国語コーナー（漢語角）」を設け、現在全国の大型書店で展開している日中関係を知る良書ブックフェア「中国を知るための４０冊」の書籍展示と、市民草の根交流活動「漢語角」を紹介した。

８日には屋内会場で講演会「交流はコトバから」が段躍中氏による漢語角活動の精神、目的説明、東京漢語角事務局長中村洋一氏による活動状況説明、瀬野清水氏（前重慶総領事）による日中相互誤解、渡辺明次氏（前湘潭大学日本語講師）による中国学生事情、中西桐子さん（早稲田大学）の北京音楽大学留学体験談、鄭�ﾖ氏（中華人民共和国駐日本国大使館教育部）による中国留学状況の現状と将来の内容のもと開催された。

９日（日）には合同漢語角として、東京本部、横浜支部、鹿嶋支部、静岡支部のメンバーが集まり会話に情報交換に交流を楽しんだ。途中程永華大使ご夫妻が立ち寄られたのを機会に、以前大使に揮毫して頂いた「漢語角」共々全員で記念写真に納まるという栄誉に浴した。