1回日中出版界友好交流会 76日東京で開催

トーハンビルに掲載されているポスター。段躍中撮影

 

日中国交正常化40周年を記念し、日中両国出版界の交流と協力を推進するため、第19回東京国際ブックフェア開催期間中、中国環球新聞出版発展株式会社と日本僑報社は、第1回日中出版界友好交流会を共催することになった。

19回東京国際ブックフェアは201275日から8日にかけて東京ビッグサイトで行われ、日中出版友好交流会は76日午前1030から1200まで東京文京区にある文京シビックセンターで開催される。日中出版界の交流を促進し、特に中国の図書がいかにして競争の厳しい日本市場に進出するかを検討するため、本交流会では「中国優秀出版物はいかにして日本市場に進出するか」をテーマに、第19回東京国際ブックフェアに出席する中国ブック展覧代表団の方々が参加する。

今年は新聞出版総署の委託で、環球新聞出版発展株式会社をはじめ、北京、天津、上海、江蘇、貴州、安徽、新疆などから19の会社39人が東京国際ブックフェアに参加する。日中国交正常化40周年を記念する年にあたり、代表団は東京国際ブックフェアだけではなく、日中出版界友好交流会にも参加して、日本出版界の関係者と交流することは、将来の日中出版界とって非常に意義深い事である。

今回ブックフェア代表団団長、中国経済出版社社長の黄允成氏は交流会で挨拶を予定している。また、中国建築工業出版社、高等教育出版社株式会社の著作権業務代表は、中国図書が日本市場へ進出する際の各種手続きの経験について報告する予定である。

今回の交流会は日本出版界においても重要視され、共催者の日本僑報社のほか、在日本中国大使館、日本書籍協会、トーハンなどからも支持をうけ、日本有名な文化人、出版界と発行機関、日中友好団体の代表も中国側の代表と交流を行う。

主催者によると、今回の日中出版界友好交流会は、中国出版界の友好交流活動だけではなく、日中の出版界が両国の関係発展に寄与することを願って、両国出版人の友好交流に期待を寄せている。この度の関係者の熱意と誠意は今後日中出版界がより深く交流し、両国出版界発展の基礎となることが期待される。