商品ID292
第15回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集
東京2020大会に、かなえたい私の夢!
―日本人に伝えたい中国の若者たちの生の声―
特別収録…現場の日本語教師の体験手記
―――――――――――――――――――――――― ―――――――――――――――――――――――― ―――――――――――――――――――――――― 編 者 段躍中 発行者 段景子 出 版 日本僑報社 判 型 A5判 272頁 定価 2000円+税 発行 2019年12月12日 ISBN 978-4-86185-292-3 9784861852923 注文先 http://duan.jp/item/292.html ――――――――――――――――――――――――
推薦の言葉
「中国人の日本語作文コンクール」は、日中両国で「最も影響力のある日本語作文コンクール」として広く知られるようになりました。受賞作品集シリーズは、中国の若者たちのリアルな「生の声」であり、貴重な世論であるとして、ますます両国の関心を集めています。とくに中国における日本語教育の発展、日本文化の海外への発信、日中両国の誤解を解く相互理解の促進などについては顕著な成果を上げておられ、両国に絶えずポジティブエネルギーを注ぎ込まれてきました。中国や日本、日中関係の今を深く理解するという意味で、大変役立つ一冊になると確信しております。 石川 好(作家)
【内容紹介】 中国人の日本語作文コンクールとは 日本僑報社・日中交流研究所が主催する「中国人の日本語作文コンクール」は、日本と中国の相互理解と文化交流の促進をめざして、2005年にスタート。中国で日本語を学ぶ、日本に留学経験のない学生を対象として、2019年で第15回を迎えました。この15年で中国全土の300校を超える大学や大学院、専門学校などから、のべ4万5849人が応募。中国国内でも規模の大きい、知名度と権威性の高いコンクールへと成長を遂げています。作文は一つひとつが中国の若者たちのリアルな生の声であり、貴重な世論として両国の関心が集まっています。 本書には第15回の3等賞以上の受賞作品、計81本を掲載しています。今回の応募テーマは、@東京2020大会に、かなえたい私の夢!A日中新時代を考える――中国の若者からの提言B今こそ伝えよう!先生、家族、友だちのこと――の3つ。最優秀賞に選ばれた潘呈さんの作品「東京五輪で誤訳をなくすため、私にできること」は、来日時に見かけたおかしな中国語訳をなくすために、ネットを通じて「正確な翻訳を提供するサービス」を行いたいという、日本語を学ぶ若者らしい熱意とユニークな発想にあふれた作品です。こうした中国の若者たちの「生の声」からは、日中関係の明るい未来への希望が感じ取れることでしょう。
【編者略歴】 段躍中(だんやくちゅう) 日本僑報社代表、日中交流研究所所長。1958年中国湖南省生まれ。有力紙「中国青年報」記者・編集者などを経て、1991年に来日。2000年新潟大学大学院で博士号を取得。 1996年日本僑報社を創立。以来、書籍出版をはじめ、日中交流に尽力している。2005年から作文コンクールを主催。2007年に「星期日漢語角」(日曜中国語サロン、2019年7月に600回達成)、2008年に出版翻訳のプロを養成する「日中翻訳学院」を創設。 2008年小島康誉国際貢献賞、倉石賞を受賞。2009年日本外務大臣表彰受賞。北京大学客員研究員、湖南大学客員教授、立教大学特任研究員、日本経済大学特任教授などを兼任。主な著書に『現代中国人の日本留学』『日本の中国語メディア研究』など多数。 詳細:http://my.duan.jp/ |