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同時にノーベル生理学・医学賞受賞を果たした大村智博士推薦! 「屠呦呦女史が歩んできた道は、研究者としての根気と熱意、そして何よりも常に変わらぬ真理の発見への執念そのものだ」 ------------------------------------------------------ 著 者 『屠呦呦伝』編集委員会 監訳者 町田晶(まちだあきら) 訳 者 西岡一人(にしおかかずひと) 発行者 段景子 出 版 日本僑報社 判 型 四六判 144頁 定 価 1800円+税 発 行 2019年6月27日 ISBN 978-4-86185-218-3 9784861852183 注文先 http://duan.jp/item/218.html ------------------------------------------------------
【内容紹介】 「ゆうゆう」という赤ん坊の泣き声に、父は「呦呦(ゆうゆう)と鹿鳴き野の蒿(こう)を食(は)む」という古詩の一節を思い、その女の子を呦呦と名付けた。 それからおよそ40年後、薬学者となった彼女がマラリア薬開発において、まさにこの詩に詠われる「蒿」という植物の研究に没頭することになったのは不思議な運命と言わざるを得ない。 とは言え当時は粗末な実験施設しかなく、研究者の体を危険から守る防護設備も十分ではなかった。そんな過酷な状況で、彼女らは自らの体を犠牲にしながら砂を噛むような実験を続けた。ただそこにあったのは献身的な情熱だった。 中国の伝統医薬から画期的なマラリア新薬を生み出し、2015年に中国人の女性として初のノーベル賞受賞を成し遂げた女性研究者の物語。
屠呦呦氏略歴 1930年、中国浙江省寧波に生まれる。北京大学医学部薬学科卒業後は、国家衛生部中医研究院中薬研究所に勤務。1969年より抗マラリア生薬の研究を開始し、1972年にヨモギの一種クソニンジンからアルテミシニンを開発。その一連の研究が評価され、2011年にラスカー賞を、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞。
『屠呦呦伝』編集委員会 顧 問 張伯礼 主 任 黄書元 副主任 辛広偉 孫銭斌 王淑軍 陳士林 委 員 于 青 王長路 王淑軍 王満元 朱暁新 任 超 孫 涵 孫銭斌 辛広偉 張振明 邵愛娟 陳士林 陳廷一 姜廷良 席淑君 黄書元 廖福龍 執 筆 王長路 鄭 治 資料チーム 趙海誉 袁亜男 劉 盈 呉 傑 李雪瑶 劉敬文 安新文 鄭牧野 王新明 余 平 企 画 黄書元 辛広偉
【監訳者】 日中翻訳学院 町田晶(まちだあきら) 東北大学文学部東洋日本美術史で学士を、同大学院文学研究科中国哲学で修士を取得。 現在、日中翻訳学院中日翻訳講師。 訳書『悩まない心を作る人生講義』(チーグアン・ジャオ著、日本僑報社、2016年)で日本僑報社翻訳新人賞を受賞、大型書店にて講演サイン会などを行った。同書の抜粋文は中国唯一の日本語総合月刊誌『人民中国』に1年間連載された。
【訳 者】 日中翻訳学院 西岡一人(にしおかかずひと) 神戸市外国語大学外国語学部中国学科卒、東京外国語大学院アジア第一言語科卒。卒業後シャープ葛ホ務。20年に及ぶ中国勤務を経て、2012年定年退職。現在フリーの翻訳者、通訳者として活動中。全国通訳案内士(中国語)。2017年より、日中翻訳学院主催の翻訳塾にて、翻訳の専門的な訓練を受けている。 『習近平はかく語りき―中国国家主席珠玉のスピーチ集―』『改革開放とともに40年』(ともに日本僑報社刊)翻訳に参加。
出版協力 DanicaZ. D. 馬場錬成 |