日中関係は本当に最悪なのか−政治対立下の経済発信力


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日中関係は本当に最悪なのか−政治対立下の経済発信力
\2,090
日本図書館協会選定図書
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2万社の日系企業が1000万人雇用を創出している中国市場。
経済人ら33人がビジネス現場から日中関係打開のヒントを伝える!
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【内容紹介】
●日系企業2万社を代表する個々の現場に焦点
 現在の日中関係は「最悪」と言われるが、経済の分野ではどうか? 中国には2万社を超える日系企業が存在し、1000万人の雇用を創出している。この数字の裏にある個々の現場に焦点を当て、「本当に最悪なのか?」と問いかけたのが本書。
●中国ビジネス最前線の経済人33人が執筆
 執筆者は中国でビジネスにかかわる日中の経済人ら33人。中国の高速鉄道に使われるレール固定金具を生産する工場経営者からランドセルを売り込む2代目実業家、過酷な飲用水ビジネスに取り組む元日本語教師の女性社長、また納豆、カレー、日本酒、有機野菜などの「食」や、環境保護、高齢者介護で新たな商機を求める日系企業など。さらに在外公館や自治体など民間を支える官の視点も盛り込まれる。
●日中の実像に迫る生の声が満載
 世界最大の人口を抱える一大消費地・中国は、世界の企業がせめぎ合う主戦場の一つ。そんな巨大市場を舞台として、本書に描かれるのは必死に生き残りの道を模索しつつ、現地にしっかりと根を張る多くの日系企業の姿。日中ビジネスの実像に迫る生の声だ。それは両国の相互理解を、経済をはじめとする民間を通じて深めるための格好の最新リポートとなっている。

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マスコミに取り上げられたこの本の 書評はこちら
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【目次】
はじめに 新たな日中関係を構築する時代に
第一章 技術力で挑む巨大市場
第二章 「反日」を乗り越える
第三章 問われる「和」ブランドの真価
第四章 チャンスを生む環境問題と高齢化社会
第五章 13億人がターゲットの「食」ビジネス
第六章 これからの日中経済見取り図
おわりに 「嫌中」「反日」より「知中」「知日」が重要
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【執筆者一覧】
加藤隆則、塩谷外司、伊東千尋、江上志朗、安東幸樹、北宏志、濱田功、三澤志洋、稲葉雅人、
岡野寿彦、古林恒雄、袁静、工藤園子、冨田伸明、山川智嗣、横山達也、熨斗麻起子、西岡貴弘、
佐野史明、張雪梅、須藤みか、西尾拡、工藤康則、野村孝志、山口直樹、白石丈士、石川勇、
稲垣清、青木生、松岡豊人、寺ア秀俊、安生隆行、菊池洋、段躍中

【編者紹介】
日中経済発信力プロジェクト
 本書の姉妹書『日中対立を超える「発信力」―中国報道最前線 総局長・特派員たちの声』(段躍中編、2013年9月)をきっかけに、日中関係の中心である経済分野における現場の声を日本に伝えようと発足した。日本と中国という引っ越しのできない隣人同士が"ウイン・ウイン"の関係を築くために、またお互いが尊重し合い、理解し合いながら気持ちの通った関係を築くことを目的としている。
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『日中関係は本当に最悪なのか−政治対立下の経済発信力』
編者 日中経済発信力プロジェクト
出版 日本僑報社
判型 四六判320頁並製
定価 1900円+税
発行 2014年10月1日
ISBN:978-4-86185-172-8  C0036
注文先 http://duan.jp/item/172.html


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