中日 対話か?対抗か?


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中日 対話か?対抗か?
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日本の「軍国主義化」と中国の「対日外交」を斬る

 日中の対立が深まる中、日本人には「中国の世論は反日一辺倒」との思い込みがあり、中国側も日本の世論を「反中一色」で捉えがちだ。しかし現実には中国にも多様な意見があることを示す一文として熟読させてもらった。(笹川陽平)


【内容紹介】
中国で議論を巻き起こしたブログを書籍化
 「日本を軍国主義化する中国の政策は間違っている」。事実に基づき、客観的かつ公正な立場で中国の外交・教育を「失敗」と位置づけ、大きな議論を巻き起こした中国人民解放軍元中佐のブログ記事を書籍化。

解放軍の元エリート中佐が対日政策を斬る!
 領土問題で日中関係が冷え込み、安倍首相の靖国参拝で中国の対日外交が一段と厳しさを増した2014年1月、「現代日本の妖魔化と対日外交政策の失敗」と題するブログ記事がネット上で公開された。筆者は著名ブロガー「老兵東雷」氏。かつて人民解放軍に所属し、中国政府の職員として訪日経験もあるエリートだった。今後の日中関係のあり方に多くの示唆を与えてくれる、中国オピニオンリーダーの大胆かつ斬新な本音が明らかに!

【目次より】
推薦のことば 笹川陽平
はじめに 中日は対抗から対話へと向かうべき
第一章 私が日本を知ったプロセス
第二章 なぜ今の日本を妖魔化するか?
第三章 なぜ中国の対日外交は失敗したと言うのか
第四章 日本への対応は大国の精神で
第五章 中国はどのようにして日本による侵略史を清算する機を逸したか
第六章 釣魚島 中日間に戦争なし
第七章 文明の力 箱根から京都まで
解 説 等身大の相手を知る手がかりに 牧野田亨

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マスコミに取り上げられたこの本の 書評はこちら
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【著者略歴】
李東雷(リー・トンレイ)
中国国防省の元中佐。解放軍外国語学院、イギリスのバーミンガム大学をそれぞれ卒業。外交学修士。1990年中国国防省に入省。長年にわたり、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国との軍事交流、アジア太平洋地域多国間安全保障協力の事務を主管。第1回「中国青年外事工作者」の栄誉称号を授与される。2005年退役。教師、記者、企業高級管理職などを務めたほか、北京五輪(2008年)公式サイトの記者、カメラマンとして、世界規模の聖火リレー全行程を取材。ハンドルネーム「老兵東雷」で知られる中国の著名ブロガー。

【監修者略歴】
笹川陽平(ささかわ・ようへい)
日本財団会長。1939年生まれ。明治大学政治経済学部卒業。WHOハンセン病制圧特別大使、ハンセン病人権啓発大使(日本・外務省)、その他の役職多数。
スウェーデン王国・コマンドール第一等級章(2010年)、デンマーク・ダネブロー騎士勲章(2010年)、国際ガンジー賞受賞(2007年)、読売国際協力賞(2004年)、ハベル大統領記念栄誉賞(2001年)、WHOヘルス・フォア・オール金賞(1998年)、ロシア「友好勲章」(1996年)など多数受賞。
著書に『不可能を可能に世界のハンセン病との闘い(』明石書
店)、『隣人・中国人に言っておきたいこと』(PHP研究所)、『二千
年の歴史を鑑として』(日本僑報社)など多数。

【解説者略歴】
牧野田亨(まきのだ・とおる)
1966年生まれ。北九州市出身。早稲田大一文卒。読売新聞の中国特派員として2007〜09年に北京、瀋陽で勤務。2012年9月から2度目の北京勤務中。共著に『膨張中国 新ナショナリズムと歪んだ成長』(中公新書)。

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『中日 対話か? 対抗か? 
日本の「軍国主義化」と中国の「対日外交」を斬る』
著者 李東雷(リー・トンレイ)
監修 笹川陽平(ささかわ・ようへい)
解説 牧野田亨(まきのだ・とおる)
出版 日本僑報社
判型 四六判160頁並製
定価 1500円+税
発行 2014年9月1日
ISBN978-4-86185-171-1 C0036
注文先 http://duan.jp/item/171.html
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