『紅の軍・長征史詩』-現代中国成立のエピック


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『紅の軍・長征史詩』-現代中国成立のエピック
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中華人民共和国成立に繋がる共産党軍の歴史的転戦「長征」の
過酷な道のりを中国の若き文学者が叙事詩化。日本語訳と原詩を併録。


【内容紹介】
中国の運命を決めた「長征」
 中国共産党の存続をかけ、1934年10月から2年もの長期に渡って中国工農紅軍(紅軍)が中国国民党軍と交戦しながら展開した歴史に残る大規模軍事転移、「長征」。中華人民共和国成立につながる歴史的にも重要なこの軍事活動について、中国の若き文学者が心血を注ぎ書き上げた叙事詩「長征史詩」より、重要な十篇を日本語化。日本語訳と原詩を併録。
藤子不二雄A氏も注目した史実を叙事詩化
 今や世界情勢を左右する超大国となった中華人民共和国はどのような歴史をたどって誕生したのか?本書で描かれている「長征」は、日本でも藤子不二雄A氏や横山光輝氏という有名漫画家が題材に選んだほど、日本をはじめ世界各国で人々を魅了してきた歴史的エピソードである。この史実を叙事詩に編み上げたのは、若き文学者・何輝。紅軍戦士に対する敬意を表したいと創作を決意した彼は、膨大な資料を参考にし、登場人物、出来事、時間、場所などの細部まで、すべて事実と符合させて書き上げた。
現代中国の根源にある犠牲的精神を描く
 本書は、厳かで飾り気のない優雅な叙事詩という体裁によって、波瀾万丈の「長征」と、その主人公の、素朴で尊い精神を持つ勇士たちを描くことで、彼らの高貴な精神をより鮮明に読み取ることができる。また、この決して敗北を認めない希有で高貴な犠牲的精神は、中国人だけでなく、全人類の精神的財産にもなり得るものである。

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マスコミに取り上げられたこの本の 書評はこちら
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【著者】
輝(中国伝媒大学教授、作家)
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【共訳者】
渡辺明次(元湘潭大学日本語教師、現梁祝文化研究所長)
続三義(北京外国語大学教授、現東洋大学教授)
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『紅(くれない)の軍・長征史詩』
著者 何
共訳者 渡辺明次 続三義
出版 日本僑報社
判型 A5判424頁並製
定価 3800円+税
発行 2014年4月1日
ISBN 978-4-86185-166-7  C0036
注文先 http://duan.jp/item/166.html


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