中国潮流-日中関係が困難なときだからこそ


154
中国潮流-日中関係が困難なときだからこそ
\1,650
 〜いま読みたい!最も困難な日中関係を読み解くヒント〜
---------------------------------------------------------------
◆2009〜2012年の中国の変化と日中関係をコラムで振り返る
 中国社会と日中関係の目まぐるしい変化を観察し、日中ビジネス専門紙に連載したコラムを一冊に収録。連載期間は、国交正常化以降、尖閣諸島問題等の影響により、日中関係が最も困難な段階に差し掛かっていると言われる現在(2013年夏)に直近の2009年〜2012年。現在の日中関係を把握するうえでぜひ読んでおきたい一冊。
-------------------------------------------------------
マスコミに取り上げられたこの本の 書評はこちら
-------------------------------------------------------
【著者「まえがき」より】
 今、多くの日本人は中国に対して「驚異」ではなく「脅威」を感じ始めている。しかしそれは、今から130年ほど前に清国時代の中国人が明治時代の日本に対して抱いた感情と同じではないかという気がする。そして、今反日行動に走る中国の若者の姿と、日清日露の戦争勝利に酔いしれて提灯行列で帝都を練り歩いた日本人の姿とが重なり合うところはないだろうか。互いに歴史の鑑を通して自分の姿を見つめ、相手の心を理解していくことが求められよう。
----------------------------------------------
【目次より】
 〈2009年〉
百年一遇 世界史の一大転換期
衆志成城 ナショナリズムからヒューマニズムへ
韜光養晦 総設計師の深謀遠慮
〈2010年〉
打落水狗 腐敗汚職分子との飽くなき戦い
非誠勿擾 中国人観光客の招致拡大に本腰を
借港出海 日本海を再び交易と繁栄の海に
〈2011年〉
唇歯相依 台湾海峡両岸の英知と努力
亡羊補牢 雨降って地固めよ、レアアース
海上覇王 中華民族の悲願と周辺国の憂慮
〈2012年〉
欧債危機 正念場を迎える世界経済と中国
未富先老 持続成長社会の実現のために
零和博yi 共に勝てる方策を練り続けよ
----------------------------------------------
【著者略歴】
 杉田欣二(すぎたきんじ)
 1955年生まれ。1978年大阪外国語大学中国語学科卒業。同年4月大倉商事株式会社入社、1980年7月退社。同年8月丸紅株式会社入社、業務部アジア中国大洋州課長、中国総代表付、市場業務部中国市場担当部長、同部担当役員付部長を経て2012年3月退社。2012年4月から立命館アジア太平洋大学(APU)言語教育センター教授。著書に『商談の中国語』(アスク)。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『中国潮流 日中関係が困難なときだからこそ』
著者 杉田欣二
出版 日本僑報社
判型 A5判208頁
定価 1500円+税
発行 2013年10月1日
SBN 978-4-86185-154-4 C0036
注文先 http://duan.jp/item/154.html


商品画像
商品一覧へ
ホームページへ